アニメーション作家・富野由悠季さん(1) Zガンダムは「失敗作です」_産経新聞
アニメーション作家・富野由悠季さん(1) Zガンダムは「失敗作です」_産経新聞
アニメーション作家・富野由悠季さん(1) Zガンダムは「失敗作です」
アーカイブ「わたしの失敗」
産経新聞 2024/2/3 09:30 無料会員記事 鵜野 光博
https://www.sankei.com/article/20240203-W45GQHA4OJDQFEYTEKBVR6UHWM/
「2005年6月7日付の産経新聞に掲載した連載「わたしの失敗」のアーカイブ記事です。肩書、年齢、名称などは掲載当時のまま。」とのこと。
Zガンダムのリメイク映画を作った時期に振り返ったインタビュー記事ですね。
まずは、最初のΖガンダム作ったときの話。
「続編の話が来たとき、ビジネスとしては理解しましたが、作り手としては一つのテーマを込めるしかなかった。このままガンダムで商売をしたりアニメにすがっていたら、お前ら病気になるぞ、カミーユみたいになるぞ、ということです」
なるほど、皮肉屋らしい発想があったのですね。
「第一作の時には自分の技術がまだ低かった分、ある意味、虚心坦懐(たんかい)にキャラクターと向き合っていたのかもしれない。それに対してZは『作為』です。俺には作れる、と思ってしまったんでしょうね」
そして、それが自己嫌悪に繋がったのかな。
人間らしいといえば、人間らしい。
「二十年前はカミーユのような(キレる)少年描写はリアルじゃなかった。ところが現在はみんながカミーユになってしまった。そのカミーユを穏当に変えることで、もう一度時代に対するアンチテーゼを出せる」
それから更におよそ20年。
今ならなんと言うのでしょうね。
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