ノーベル賞学者が提唱の「ナッジ理論」、応用した「分別したくなるゴミ箱」を高校生が考案_読売新聞
ノーベル賞学者が提唱の「ナッジ理論」、応用した「分別したくなるゴミ箱」を高校生が考案_読売新聞
ノーベル賞学者が提唱の「ナッジ理論」、応用した「分別したくなるゴミ箱」を高校生が考案
読売新聞 2024/04/20 15:31(川口崇史)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240420-OYT1T50092/
「地元高校生が発案したペットボトル用のごみ箱が、堺市役所で利用されている。正しい分別を促す仕掛けが特徴で、活用しているのが行動経済学の「ナッジ理論」だ。」
「外側がかご状になっており、単純だが、これがキャップとラベルを外してから捨てる正しい分別を促す仕掛けだ。箱の中が見えるため、捨てる人が「他の人はきちんと分別している」と意識し、ルールを守るようになる。」
「こうした小さな工夫を行動経済学の理論で「ナッジ」と呼ぶ。英語で「肘で軽くつつく」「そっと後押しする」という意味で、2008年に米国の経済学者リチャード・セイラー氏らが提唱した。他人と同じ行動を取ろうとしたり、面倒なことを回避しようとしたりする人間の心理を利用し、自発的な行動変容を促す考え方だ。」
「週1~2回ごみ箱を使う市職員の男性(40)は「今までそのまま捨てていたけれど、『みんなやってるんやな』と、分別するようになった。最近は家でもするようになった」と話す。市によると正しく分別される割合が7割近く向上しており、PTメンバーの前川裕輔さん(39)は「民間企業や商業施設にも広めていきたい」と話す。」
なるほど、見えることで、自分が違うことをしにくくなる。
これをナッジと呼ぶのかどうかは別にして、いい取り組みなのでしょうね。
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