不法収益で新電力会社乗っ取り、中国籍の男逮捕 警視庁が全国初適用_朝日新聞

不法収益で新電力会社乗っ取り、中国籍の男逮捕　警視庁が全国初適用_朝日新聞

朝日新聞デジタル記事
不法収益で新電力会社乗っ取り、中国籍の男逮捕　警視庁が全国初適用
三井新 福冨旅史2024年4月18日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASS4K3Q7HS4KUTIL01SM.html

「不法に得た収益で新電力会社を買収して乗っ取ったとして、警視庁は17日、会社役員で中国籍の（略）容疑者（43）=埼玉県川口市=を組織犯罪処罰法違反（不法収益を用いた事業経営支配）の疑いで再逮捕し、発表した。犯罪収益を使った既存の会社の乗っ取りの摘発は全国の警察で初めてという。」

「（略）容疑者はこれまで、飲食店などとうその電気小売り契約を結ぶなどしたとして逮捕、起訴されている。」

「同課によると、再逮捕容疑は2020年3月～4月、不法に得た収益の一部の450万円を使い、新電力会社「第一日本電力」（浜松市）の全株式を取得。自身が代表取締役を務める会社の子会社にし、代表取締役として男性社員を送り込んだというもの。」

「同社を巡っては、（略）容疑者が経営権を握った後、法律に基づく定期報告がされなかったとして、経済産業省の委員会が小売り電気事業の登録を取り消すよう勧告していた。経産省によると、勧告は委員会設立以降、初めてという。」

　経産省は、見通しの甘さを反省しないと、電力関係では今後も問題続発かも。