どうして糖尿病は足や腕の切断に繋がることがあるのか
どうして糖尿病は足や腕の切断に繋がることがあるのか
元近鉄投手の佐野慈紀氏「右腕を切断することに」 ブログで糖尿病の治療公表、SNSで反響
産経新聞 2024/4/30 18:36
https://www.sankei.com/article/20240430-XTCFIBQ35JGL3JEJMTEHZMQ5OY/
この記事を見て、誰しも思うのは。
どうして、糖尿病が、体の切断にまでつながってしまうのか、でしょうね。
下記、医師の方が書かれた記事が、一番わかり易いかなと。
△
糖尿病と診断され、HbA1c 7%前後でコントロールされている方では、まず足の切断という事態にはなりません。8-9%以上が続き、血糖コントロール未達成の状態が5年以上続きますと、糖尿病神経障害が出現し、足の痛覚低下という状態が生じるとされています。痛覚が低下しますと、足をぶつけたり、何か異物を踏んでしまったりしても気が付かない可能性があります。足の周りにはブドウ球菌などの非常に破壊力の強い細菌が多く、気が付いたら足が壊疽しており難治性になっていたという事態が生じます。感染症がコントロールできなければ、足の切断が必要になる場合があります。
足が壊疽になる原因
くすき内科クリニック[2023.08.01]
https://kusuki-clinic.com/blog/%E8%B6%B3%E3%81%8C%E5%A3%8A%E7%96%BD%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%8E%9F%E5%9B%A0
▽
簡単に言えば、糖尿病が進行すると、温度感もなくなってしまって。
血流が流れずひんやりした状態であっても、全く気が付きません。
そして、痛覚もなくなっているので、一目見ておかしい状態でも。
本人は、それがおかしいという自覚を持てなくなっているわけです。
免疫も弱くなっていて、感染も非常にかかりやすく、治りにくくなっている。
結果、感染後、症状が相当進行し、手遅れになってから気がつくと。
で、ここでは手足の切断の話中心ですが、もう1つ怖いのは。
目が見えなくなる、という話で、私の場合、父が晩年なりました。
糖尿病は、遺伝的に、親がなっていれば、子も可能性が高くなる。
早め早めに手を打たないと、手遅れになってしまいます。
ということで、私は毎月指パッチンでの血糖値チェックお願いしています。
それだけで急激な血糖値悪化は気をつけることができますし。
いや、気をつけましょうね、同年代の皆さん。
というか、若い人も油断すると怖いですよ。
| 固定リンク
« 「画面変わらず3回押した」→40万円決済 「これはもう恐怖」“サブスク”に潜むワナ_ANNnewsCH | トップページ | トラブル相次ぐ看護学生の「お礼奉公」、系列病院が不採用なら奨学金返還義務?…訴訟に発展_読売新聞 »
「スポーツ」カテゴリの記事
- 所属先の順天堂大、宮田笙子のパリ五輪辞退に異論 「社会的ペナルティーの重さ懸念」_産経新聞(2024.07.24)
- 《フジ、日テレの新居報道騒動が新展開》大谷翔平、ロスの「12億円豪邸」を売却の意向「もうあそこには住めない」と怒りの決断か_NEWSポストセブン(2024.07.14)
- 元近鉄・佐野慈紀氏 右腕切断後「やれることがあったんじゃないか」と痛感…「糖尿病は本当に怖い」心から訴え_FLASH(2024.05.17)
- どうして糖尿病は足や腕の切断に繋がることがあるのか(2024.05.08)
- 【日本ハム】好調の裏に〝査定改革〟 新庄監督「やる気にさせるっていうことは大事_東スポWEB(2024.05.03)
「ニュース」カテゴリの記事
「心と体」カテゴリの記事
- 生理用ナプキン「男性が1年に12枚あればと言っていた...」能登半島地震で女性医師が痛感した”理解不足“ 昼・夜用など備蓄あったが...置かれていたのは1種類_MBS(2024.09.01)
- 「人数不足、分かるでしょ」妊娠で休暇申請の部下に女性警部補がマタハラ_産経WEST(2024.08.30)
- 「お客さま第一」認識改めを(池内裕美教授)産経WEST(2024.08.20)
- 知らない間に不妊手術を強制していた旧優生保護法_TBS NEWS DIG(2024.05.29)
「医療・福祉」カテゴリの記事
- 手術ミス訴訟で偽証要請か、兵庫 赤穂市の病院、助手医師に_共同通信(2024.09.12)
- 健康保険証は口座開設時の本人確認に使えなくなる_読売新聞(2024.08.27)
- 全身麻酔の抜歯手術で17歳生徒死亡 歯科医師2人書類送検 気管から酸素チューブ外れたか 業務上過失致死の疑い_読売テレビ(2024.09.02)
- 2024年(令和6年)12月2日以降、現行の保険証が廃止になります_福山市(2024.08.26)
コメント