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2024/09/17

地震を知って震災に備える(平田直)

地震を知って震災に備える(平田直)

地震を知って震災に備える
平田直
亜紀書房 2024年9月30日初版第1刷発行

亜紀書房のサイト
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1181

Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4750518468/

 大阪のジュンク堂書店大阪本店で買いました。

 著者平田氏は、東京大学名誉教授で、元東京大学地震研究所所長。
 この本は、亜紀書房編集部が聞き手で進んでいきますが、会話調で読みやすい。

 端的に、本書は、誰でも読むべきだと思いました。
 理由は、過去の常識で書き換えるべきものが、多々あるから。

 新耐震基準で建てられた自宅であれば、7割8割の人は住み続けられる。
 家が壊れて住めない人以外は、避難所に行くべきではないと。

 避難所は、家が壊れて住めない人のためのものだと。
 実際には、なんかあればすぐ避難所へと誘導する自治体ばかり、ではないでしょうか。

 家が壊れてないのなら、家具を固定し、水・食糧等を確保して、そのままでいろと。
 また、ぐらっと来ても、今は火は勝手に止まるので、むしろ自分の体を守れと。

 職場でも、早期退社にすべきではなく、基本は留まれ、そのために準備をしておけと。
 そのために東京都は2012年に帰宅困難者対策条例を作っていると。

 こういう役割分担、各地方自治体の担当者たちが理解しているか。
 我々含め、中途半端な理解で、アップデートされていないままなのを恐れますね。

 末尾の13のまとめだけでも読んでおくべきでしょうね。
 A5サイズで111ページしかないので、すぐ読めます。

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