商工中金の“誤算”【経済コラム】_NHK

商工中金の“誤算”【経済コラム】_NHK

商工中金の“誤算”【経済コラム】
NHK　2024年10月27日 0時39分 （経済部記者 佐藤崇大）
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241025/k10014618361000.html

「政府系金融機関の「商工中金」が民営化に向けて行った株式を売却する入札で、計画の9割近くの株式が売れ残る事態となった。その“誤算”の背景に何があるのか。」

「政府系機関の動向に詳しいSMBC日興証券の岩谷賢伸シニアクレジットアナリストは、落札率が低かった理由について次の3つをあげている。

SMBC日興証券 岩谷賢伸シニアクレジットアナリスト
1 売却先を中小企業組合とその構成員などに限定
2 投資対象としての魅力が低い
3 IR・PR不足」

　なるほど、納得感あります。
　ただ、やはり問題は２でしょう。

　日本政策金融公庫と異なり、中小企業にとって必須の金融機関ではないですし。
　更に言えば、過去の不祥事の顛末も、はっきりしていない。

　「民営化に向けて行った株式を売却」という話自体が、そもそもダメダメなのではないか。
　私個人はそういう目で見ていますが、さて。