旧統一教会への危機感がなかったのは政治家だけなのか
旧統一教会への危機感がなかったのは政治家だけなのか
《破産で2000人解雇》 船井電機会長・原田義昭元環境相が語った「『経営が厳しいから手助けしてくれ』と言われ……」
文春オンライン 2024/10/28(月) 17:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4d8c506b18797d6ab200b190d4a7251a6b8c873
「10月24日に破産手続きに入ったAV機器メーカー「船井電機」(大阪府大東市)の代表取締役会長で元環境相の原田義昭氏(80)が「 週刊文春 」の取材に応じ、就任の経緯などについて語った。」
「他方で物議を醸したのが、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)との関係だ。
「昨年8月には朝日新聞の取材に『旧統一教会とも真面目に付き合っていた。会合があれば行ったし、あいさつもした。大切な応援組織の一つだから』などと語っています」(同前)」
これはごく素直な政治家としての回答でしょうね。
組織の性質を鑑みての危機感がなかった。
ただ、それは多くの日本人がそうでなかったのかと。
約40年前の学生時代、原理・統一宗教は学生キャンパスに侵入していました。
私が高校卒業時、確か、担任の先生は危険性を注意喚起してくれた記憶です。
ただ、それ以外は、ほとんどマスコミ等できちんとした危険性報道はなかった。
その後の桜田淳子の合同結婚式とか、異常性を把握する機会はあった筈です。
しかし、近年まで、そんなこと、皆何も言わなかった。
それが急に統一教会との接近だと騒ぎ出す、この国の異常。
いや、知っていれば、最初から近づかなかったでしょうに。
で、マスコミは統一教会への接近はなかったのか。
その自己検証をせずに、よくもまぁ、と毎回同じ手法を使う彼ら。
で、実際、下記などはそのような可能性を指摘していますね。
たぶん、然るべき人が本気で探せば、ボロボロ出る類なんじゃないかと想像します。
今は猛批判だが、直近まで統一教会の宣伝を垂れ流していた報道機関とIT大手
統一教会への警戒心、緩んでいたのは政界だけではなくメディアもではないのか
JBpress 2022.8.3(水) 青沼 陽一郎
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71220
少なくとも、ある時期アンタッチャブルにしていた点を指摘するのは下記。
テレビ、新聞、雑誌…マスコミが「統一教会の報道を避けてきた」恐るべき実態
2000年代に変化が起きた
片岡 亮 2022.08.02
https://gendai.media/articles/-/98135
「タブーとなっていた間、筆者が何度か書いた統一教会に関する記事も、組織名が「ある宗教団体」に置き換えられて掲載されたこともあった。安倍元首相が殺されて、ようやくそのタブーが解禁されたというのは奇妙な話で、昨日はマレーシア人記者から「なぜ日本のメディアはそんなに教会を恐れるのか」とも聞かれた。」
他人を叩いた同じ基準で自分を叩く勇気が、日本のマスコミにあるか。
まぁ、ない方に一票なんですけどね。
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