世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ_齋藤ジン
世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ_齋藤ジン
世界秩序が変わるとき 新自由主義からのゲームチェンジ (文春新書) Kindle版
齋藤 ジン (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DQ7WQNPM/
これまでを踏まえて、トランプ大統領就任直前において。
トランプ大統領就任後を予測する書籍です。
正直、日本復活のヒントという話は、日本への期待の部分が多くて。
具体的に「正解」を求める人だと、がっかりするかもしれません。
いや、そもそもそんなものを求める人って。
どうせ騙されてしまう人たちでしょうけど(あ、著者はそんなこと書いてません)。
面白いのは、これまでどう勝ってきたか、の内幕を語っている点。
つまり、これまでは新自由主義が勝つというゲームだったと。
そのゲームに適応できない日本が負け組に回っていたと。
ところが、新自由主義というゲームも、転換期が来た。
要するに、歪みが大きすぎたのですね。
結果、ゲームチェンジャーとしてのトランプが登場した。
トランプはルールブレーカーであり、ルールメーカーでもある。
そして、それこそがアメリカの強さであると。
日本は、それを前提で、立ち位置を決めるしかない。
そうですね。
トランプは、普通に見るとハチャメチャですが。
結局、既存秩序にNoという人たちが増えた結果に過ぎない。
だから、変革期であるのは間違いないし。
ゲームの転換点で日本にはチャンスが来ているというのも事実。
まぁ、ものにできるかどうかまでは書いてありませんし。
そこは、政治的リーダーに期待できない今は、どうなのですが。
更に言えば、日本は既存ルールへの適応は素晴らしくても。
ルールの変革力がないから最後にひっくり返される。
この点は既存の書籍でも過去に指摘するものはありましたし。
スポーツの世界などでもよく言われていますね。
さて、この本の面白さは、実は、著者が財務官僚とやり取りしていて。
官僚側からいろんな本音が出てきているところです。
あとは、トランプ政権誕生後の予想部分もですかね。
いや、あまり踏み込んだ予想ではありませんが、当たっているよなと。
これまでの読みの根拠を学びつつ。
これからを考える基礎にする本、ってところですか。
私にはとてもおもしろかったですね。
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