暴露とはなにか
暴露とはなにか
最近、日本語の使い方、おかしくないかと思う記事が少なくないですが。
税務系でよくあるのが「暴露」。
「広辞苑第3版」(新村出編・岩波書店昭和58年12月6日発行)で確認すると、
「ばく・ろ 【暴露・曝露】①風・雨にさらされること。②さらけだすこと。むきだしにすること。「現実-の小説」③悪事・秘密などのあらわれること。露見。」(P1922)
となっています。
まぁ、この辞書結構古いのでネットで見ますと、Oxford Languagesの定義 · 詳細として、
「ばくろ【暴露・曝露】
1.《名・ス他自》秘密・悪事をあばくこと。秘密・悪事が明るみに出ること。
「不正を―する」
2.《名・ス自》覆いも無く露天にさらされること。
「資材を―のまま積む(=野積みにする)」」
あたりが出てきました(Google検索が表示してくれました)。
しかし、前述の税務関係記事では、特に、誰かの秘密をあばくのではなくて。
既に一部には周知の事実を、「皆さん知らないでしょ、実はね」で、いわば自分の知識のひけらかし、という局面で使う例が多い気がします。
この用法は、昔の辞書にもないし、今の辞書にも上記のように恐らくない。
もともとある税務系ライターが使い始めたものが、広まってしまったものだと思います。
個人的意見としては、定着しないでほしい用法なんですよね。
ただ、使っていると、記事の信頼性評価には役立つワードかもしれません。
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