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2025/11/29

訪問診療の課題をAI導入で解決した事例_ ITmedia NEWS 

訪問診療の課題をAI導入で解決した事例_ ITmedia NEWS 

 

訪問診療ルート策定に丸1日、療養計画は180人分――宮崎の病院がやったAI導入が“現場の課題”を吹き飛ばす

PR/ITmedia

2025年09月24日 10時00分 公開

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2509/17/news002.html

 

「医師になって20年がたったとき、在宅医療に特化したクリニックを開業した。「在宅医療は『家で最後の思い出を作る』というイメージがありますが、私は『家だからできる医療』を届けたい。『がん末期だから』『認知症だから』と諦めず、自分らしく生きられるようにサポートしたいのです」と日高先生は語る。」

 

 高い理想を掲げたと。

 

「船塚クリニックの診療内容は、医師2人と看護師4人がペアを組んで患者を訪ねて診察やケアをする訪問診療が中心で、さらに予約制の外来診療も行っている。約180人の患者を抱え、訪問数は1日に約10件、多い日には20件以上に上る。少人数の体制で負担がかさんでいた中、看護師が1人退職。」

 

 しかし、現実の厳しさでどうするかとなった。

 そこで、AIが救世主となったと。

 

 まず、訪問診療では、訪問スケジュールの計画立案が必要だが。

 移動時間短縮のため、まとめて回る効率的なルートを模索する。

 

 従来は手作業でルート設定しており、1ヶ月分策定の時間が丸1日必要だったと。

 しかも、担当者ノウハウ依存で、属人性が高い状態だったと。

 

 更に、診療記録の問題もあったと。

 正確に漏れなく記録するのは、現実として大変ですよね。

 

 そして、更に、訪問診療が終わって、今度は在宅療養計画の作成があると。

 

「訪問診療の後に待っているのが「在宅療養計画」の作成だ。診療内容や来月の予定などを記載した文書を患者に渡して初めて、在宅時医学総合管理料(在総管)という診療報酬を算定できる。電子カルテを読み返して、時候のあいさつから始まる在宅療養計画を約180人分作るのは大変な業務だと日高先生は話す。」(上記記事)

 

 そうでしょうね。

 どうするかとなった時に、偶然に出会いがあったと。

 

「子どもの部活動の応援に行った日高先生は、仲の良い保護者の一人との雑談で「AIで何かできないか」とこぼした。相手はデル・テクノロジーズの西日本副支社長。あれよあれよと話が進み、AI活用推進プロジェクト「Project+」への参画が決まった。」(上記記事)

 

 なんとですね。

 Microsoft365を利用したプロジェクトに参加することになったと。

 

「日高先生がProject+に入ったことで、ヘルスケア領域向けのAIアプリ開発が始まった。医療記録や個人情報などのデータを扱う以上、安全性に注意を払う必要がある。Project+では、ローカルAI処理を得意とする「Copilot+ PC」を採用。」(上記記事)

 

 MicrosoftはAI関連では出遅れている印象ありましたけど。

 やるべきところではやっているのですね。知りませんでした。

 

 で、この日高先生の助言をもとに、マイクロソフトが協力して。

 ヘルスケア領域向けのAIアプリ「D-Medical」が生まれたと。

 

 このアプリは無料公開されており。

 更に、他の医療機関でも使えるよう標準化が意識されていると。

 

「D-Medicalは「訪問ポインタ」「訪問記録」「在宅療養計画」という機能から成る。」(上記記事)

 

 機能内容は触れませんが、在宅診療する事業所に使えるアプリになっているのですね。

 「Copilot+ PC」 買うところが増えたりするのかしら。

 

 さて、これまで悩まされてきた問題が解決したことで。

 時間をもっと患者さんとのコミュニケーションに使えるようになったと。

 

 そして、外来診療でも使い始め、レポートをその場で患者さんに渡すと。

 「『診療内容の理解が深まる』ととても喜ばれました」(上記記事)と。

 

 そうでしょうね。

 言われたことを忘れて後でどうだっけが、診療受けた患者の通常。

 

 診察時にメモくれる医師なんて、ほんの一握り、いるかどうかです。

 ほとんどは忙しさもあり、口頭でぱぱっと喋って終わりでしょう。

 

 特に、専門用語を無意識に使っているので、聞き取れないこともあって。

 この点、レポートが出れば、患者家族にも情報共有されて安心ですね。

 

 診療現場の問題点であるこのあたりが、大きく変わっていくことになりそう。

 

「宮崎市のクリニックから始まったこの挑戦は今、全国の医療現場、AI活用に悩むビジネスパーソンにとって希望の光になるだろう。」(上記記事)

 

 マイクロソフトとDELLのこのプロジェクトが、普及には課題もあるでしょう。

 今後、日本中に広がっていくか、注目したいところですね。

 

 なお、元記事の「病院」は、用語としては問題で、「診療所」ですね。

 一般人向け記事なら病院のほうが通りが良いのはその通りですが。

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