元近鉄投手・佐野慈紀さん_糖尿病で右腕切断_ヨミドクター
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[元近鉄投手・佐野慈紀さん](上)糖尿病で右腕切断 手術後はパニック状態「もう自分は死んでいるのではと…」
ヨミドクター 2026年2月15日(聞き手・藤田勝、撮影・秋元和夫)
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20260212-GYTET00001/
元プロ野球選手の佐野慈紀さんは、糖尿病で腕切断の話が有名ですが。
今回、その経緯とかを語っておられると。
39歳で肺炎入院、その際、血糖値が350が発覚してビックリ。
引退後、それまで、健康診断に行ってなかったと。
現役時代に、血糖値が少し高いと言われていたらしいので。
余計に、いろいろ問題があった感じですね。
一人事業者になったら、健康診断とか後回しというのはあるあるですが。
実は、保険入るよりも、もっと優先すべき大事なことかなという気がします。
そして、運動量が落ちたのに食事量が減らず、というのは、スポーツ選手の引退後ありがちな話ですが、それにしても血糖値300は、なかなかな数値。
で、薬を飲んで、血糖値 200までは落ちたけど、そこで止まって。
その後、インスリン投与に切替えとなった。
そして、糖尿病の合併症である心不全を繰り返すことになったので。
人工透析、もはや避けられないな、となったのだと。
透析はやりたくなかったようですが、心不全5回で、
「主治医から「このまま透析を回避するのか、長生きしたいのか、決めてください」って言われて、もうせざるを得なかったです。」(上記記事)
だと、どうしようもなかったと。まぁそうですよね。
そして、透析始めてから、今度は、感染症になったと。
糖尿病あるある(その1)で、免疫力落ちて、傷が回復しなくなったわけですね。
「最初は右足の中指。石油ファンヒーターの前でうたた寝して低温やけどをしてしまい、透析を受けている病院で足の治療も受けました。だいぶ治ってきてウォーキングを始めたら、なんか足の裏が痛くなって、最初は足底筋膜炎かなって軽く考えていましたが、病院で見てもらったら、傷から菌が入って感染症を起こしていると。」(上記記事)
ここでポイントになるのが、明示されていませんが、痛覚の低下です。
痛覚が低下することで、発見しにくくなり、手遅れになりやすい、糖尿病あるある(その2)です。
「そして、もう即日、切断しないといけないと言われて、すぐに中指を切りました。」(上記記事)
切除後も入院、透析で切除部位洗浄し、血糖値も130まで落ちたと。
インスリン投与やめられるかもと言っていたら、今度は退院後にまた悲劇が。
その後に新型コロナ感染で入院したら、そこで心臓弁膜症が判明。
特殊な手術で、手術できる転院先を探す間に時間経過してしまったと。
そして、半年間治ってなかった、右手ひとさし指のかさぶたを相談したら、その時点では、もはや治療しても指の壊死が止まらず、もう切断するしかないと。
指切断後も治療進めるも、壊死の進行が止まらず、結局、腕の切断に至った。
腕切断後は、パニック状態で、幻視もあったと、これも手術後によくあるとされる話ですね。
この記事読んでわかるのは、糖尿病の血糖値が一旦上がり切ると。
その後下がってきても、もう手遅れになることがある、ということですね。
下げないより下げた方がいいのは当然ですが、あまりにも上がると。
もう血管・全身の恒常性維持機能の毀損が、どうしようもなく酷くなってしまう。
つまり、糖尿病の治療というのは、早期か否かで、効果に、天と地との差が生じかねない、そのことを理解しておくべきなのですよね。
そのためには、先程も書きましたが、糖尿病の進行で痛覚が鈍くなることを、必ず知っておくべきだと思います。
自覚だけでは、自分の体調異常に気が付けない場合がある、という意識が大事。
私は、かつて糖尿病の父が、怪我したのに、痛みを感じない様子を目の当たりにしました。
あぁ、まさにこれだなと。
私自身も、意識していかないと危ないんですよね。
はぁ。
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