自宅での老々介護の末、認知症の妻にうそをつき介護施設へ(阿刀田高氏)_読売新聞
自宅での老々介護の末、認知症の妻にうそをつき介護施設へ(阿刀田高氏)_読売新聞
自宅での老々介護の末、認知症の妻にうそをつき介護施設へ…「これが最善なんだ」と自分に言い聞かせ
読売新聞 2026/05/17 09:15 矢子奈穂
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260516-GYT1T00197/
身内の介護問題を潜在的に抱える人たちには、是非読んで欲しい記事です。
小説家の阿刀田高氏が、奥さんが認知症になって、介護で支えた時の体験談を語っています。
どうも突然発症したようで、「レビー小体型認知症」と診断を受けたと。
彼が奥さんを介護するため、ごはんを自分で炊き、おかずは近所のスーパーで総菜等を買って、洗濯や掃除もしたのだと。
ただ、ありがちですが、やはり奥さんが転倒・骨折して、もう一人で歩けなくなり。
介護のためヘルパーさんに来て貰うも、
「でも、夜から朝にかけては妻と2人きり。妻のおもらしの後始末などはつらかったです。」(上記記事)
ということで、苦労があったと。そうでしょうね。
この辺は、曽野綾子さんの本でも読んでいましたし、身近なところで私も母の苦労を見てきました。
「夫の後始末」曽野綾子
講談社 2017年10月2日第1刷発行
https://www.amazon.co.jp/dp/4062208164
さて、阿刀田夫人は、突然激昂してヘルパーさんにも当たるようになり。
阿刀田氏は、かなり苦労したようですし、変わりように辛かったようです。
そして、このままだと共倒れになると助言され、奥さんを介護付き有料老人ホームへ連れて行き、入所させることに。
「妻をだまし」(記事)とありますが、これは、言えば抵抗されていかないので、ある意味当然のことでもあります。
阿刀田ご本人には、奥さんへの罪悪感があったと思いますが。
ただ、こういう施設の入居は、本人意思の確認がとれないと受け入れしない場合も少なくないので、阿刀田氏の場合のこの対応は、施設側がよほど理解のあるところだったのだろうなと思いました。
最終的には、入居先を奥さんが気に入り、面会できるようになったようですが。
奥さんが亡くなる手前のエピソードが、なんか切ないですね。
今日本中でみんな悩んでいる介護のリアル、すべての人に知っておいてほしいです。
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