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2026/07/16

アンソロピック社内には哲学者がいる_日経

アンソロピック社内には哲学者がいる_日経

 

「Claudeの母」はAIの心を見守る

反抗期恐れるテック界で進むしつけ

超知能 第5部 共生の条件(3)

日本経済新聞 2026年7月8日 5:00 [会員限定記事]

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC031EB0T00C26A6000000/

 

 アンソロピック社内に哲学者がいるというのは驚きですが。

 確かに、Claude開発の姿勢を見ると、頷ける面はあります。

 

 記事によると、このアスケル氏は、クロードの憲法開発にも携わったと。

 

クロードの憲法

https://www.anthropic.com/constitution

 

「クロードの憲法は、アントロピック社がクロードの価値観と行動について意図する内容を詳細に記述したものです。これは当社のトレーニングプロセスにおいて極めて重要な役割を果たし、その内容はクロードの行動を直接的に形作ります。また、クロードに対する当社のビジョンに関する最終的な権威であり、他のすべての指導やトレーニングがこれと整合するように努めています。」(上記「クロードの憲法」より)

 

 Claudeの粘り強さなども、「真に役立つ:連携する事業者と利用者に利益をもたらす。」(上記「クロードの憲法」より)あたりから出てくるのでしょうか。

 このあたりは、Geminiなどと、大きく違う個性を感じるところです。

 

 さて、記事によると、Googleも、哲学者を採用して、AIの内面観察を行っていると。

 教育の重要性は分かっているのでしょうけれど、その本質的側面に、より注目しつつあるということなのかしら。

 

 関連して気になるのは、下記ニュース。

 

Anthropic、Claudeの内部に「ヒトの意識」に似た領域を発見

2026/7/8(水) 5:52配信 CNET Japan

https://news.yahoo.co.jp/articles/254b4c5f6f2c3181251964924d11db120f52fc8f

 

「JスペースはAnthropicが設計したものではなく、訓練の過程で自然に生まれたという。推論を文章として書き出す「思考の連鎖(チェーン・オブ・ソート)」とは別物で、内部の神経活動の中で無言のまま働く。(略)

 Claudeに何を考えているか尋ねると、Jスペースの中身を答える。(略)一方、Jスペースを丸ごと取り除いても、Claudeは流暢に話し、簡単な事実にも答えられた。失われたのは多段階の推論や要約、詩作といった高次の思考だけ。人間の無意識の処理と意識的な思考の分業に似た構造だという。」(上記CNET Japan記事より )

 

 これを読むと、私は、小松左京の「虚無回廊」をどうしても思い出してしまいます。

 

「虚無回廊」小松左京

https://www.amazon.co.jp/dp/4198632855

 

 1985年連載開始、2000年に第3巻部分の発刊がされるも、未完で終わった作品ですが、AIを超える存在としてのAEを育てる話が出てきます。

 

 そこでヒデオ・エンドウとアンジェラとの間で、育て方の対立が描かれます。

 アンソロピックのアスケル氏に「虚無回廊」読んで貰って、感想を聞いてみたいな。

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