カテゴリー「中小企業」の132件の記事

2024/06/12

企業倒産、11年ぶり月千件超え 民間調査、年間1万件の可能性も_共同通信

企業倒産、11年ぶり月千件超え 民間調査、年間1万件の可能性も_共同通信

企業倒産、11年ぶり月千件超え 民間調査、年間1万件の可能性も
2024年06月10日 16時34分 共同通信
https://www.47news.jp/11040101.html

全国企業倒産件数の推移
https://www.47news.jp/11040101p2.html

「東京商工リサーチが10日発表した5月の全国企業倒産(負債額1千万円以上)は、前年同月比42.9%増の1009件となり、2013年7月以来約11年ぶりに単月で千件を超えた。新型コロナウイルス対策で実施された実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済に行き詰まった事例が目立つほか、物価高や人手不足が経営を圧迫した。24年通年で1万件に達する可能性が出てきた。」

 そうでしょうね。
 当然に予測されたこの事態。

 賃上げ、賃上げと、中小企業の経営環境を圧迫してきたことについて。
 政府与党は、どう考えているのでしょうね。

| | コメント (0)

2024/05/27

月に50万円売る「魚の自販機」大ヒットの舞台裏_読売新聞

月に50万円売る「魚の自販機」大ヒットの舞台裏_読売新聞

月に50万円売る「魚の自販機」大ヒットの舞台裏
読売新聞 2024/05/21 12:09 東洋経済オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/toyokeizai/20240522-SYT8T5364830/

「自動販売機なら設置費用込みで300万ぐらい。店舗を作ると小さくても1000万は超えてしまうので、だいぶ安く抑えられますね。大体、直売所の5分の1くらいの費用感でできました。さらに、自動販売機なら人手がいらないのが一番大きかったです。人手に関しては無人販売という選択肢もありますが、盗難の心配があるので、セキュリティ面でも自動販売機はいいなと思いました。」

 なるほど、今どきは無人運営のメリットが大きいと。
 ただ、補充はなかなか大変ですね。

「―商品の補充はどのくらいの頻度でしていますか?

自動販売機の在庫や温度、販売履歴、消費期限、不具合などはすべてクラウドサーバーと連動して、リアルタイムにスマートフォンで見られるようになっています。いつでもどこでも確認ができるので、商品が切れそうな時に補充しています。大体一日に2回、よく売れる時期は4、5回程度です。」

 最新技術も取り込んだ自販機で、運営も相当まめですね。
 つまり、通常の自販機販売とは相当違う手間があることは認識すべき。

 しかし、それでもやってみようという人には興味ある話でしょうね。
 自分でやる商売のヒントになる可能性が詰まっている気がします。

 で、少しおもしろかったのが、なま物を扱う自販機ならではの話。

「ただし、海ぶどうはいつでも買えるように補充していますが、なるべくロスを出したくないので賞味期限の短い刺し身は置く量を少なめにして、時間帯によっては売り切れたままにしています。刺し身は朝入れているので、欲しい場合は午前中に来ていただいたほうがいいかもしれません。

消費期限を設定しておけば、自動でもう商品が出なくなり、販売中止か売り切れという表示になります。基本的にそうなる前に全部売れて商品は入れ替わっているので、この機能が使われることはないですけどね。」

 こういうところは、よく考えられているなだし。
 自販機でこういう使い方できるものを選んで使っているのだなと。

 是非、こちらで使われている自販機のメーカーにも取材してほしいですね。

| | コメント (0)

2023/06/27

「ゼロゼロ融資」受けた企業の倒産が加速 物価高に人手不足…_NHK

「ゼロゼロ融資」受けた企業の倒産が加速 物価高に人手不足…_NHK

「ゼロゼロ融資」受けた企業の倒産が加速 物価高に人手不足…
NHK 2023年6月25日 17時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230625/k10014108801000.html

 ゼロゼロ融資は、亀井静香による平成の徳政令と同じで。
 ゾンビ企業を生み出す温床になるのではないか。

 そのような懸念は、恐らく多くの人にあったはずです。
 しかし、コロナ禍で、取り敢えずやるしかないで打った手ではありました。

 問題は、貸付後、返済までのモニタリングや、フィードバックについて。
 まともな手段を講じないままだったことだと思います。

 確かに、ロシアによるウクライナ侵略勃発でのエネルギー高騰など。
 事前に読み切れない要素は多かったわけですが、放置したことの影響は大きい。

 人件費上げろしか言わない現政権は、本当にどうしようもないですね。
 しかし、他に投票すべき政党がないことも、もっと大きな問題なのでしょう。

| | コメント (0)

2023/04/11

「技能実習制度を廃止 新制度へ移行を」政府の有識者会議_NHK

「技能実習制度を廃止 新制度へ移行を」政府の有識者会議_NHK

「技能実習制度を廃止 新制度へ移行を」政府の有識者会議
NHK 2023年4月10日 12時07分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230410/k10014033941000.html

 利用している地元企業は結構あるので。
 影響は大きいのかもしれません。

「新たな制度では、人材育成だけではなく、働く人材の確保を主な目的に掲げ、これまで、原則できなかった「転籍」と呼ばれる働く企業の変更も従来に比べて緩和し、一定程度、認めるとしています。

また、3年以上の実習を修了した技能実習生が試験を免除される「特定技能」により円滑に移行できるようにして中長期的に活躍する人材の確保につなげるとしています。

このほか、実習生の受け入れを仲介してきた「監理団体」について、受け入れ企業への適切な監査を怠り、行政処分を受ける例が相次いでいるため、新たな制度では、企業からの独立性の確保など、要件を厳格化するとしています。有識者会議は秋ごろをめどに最終報告書を提出する予定です。」

 新たな制度とありますが、今までの制度を改善する程度に見えなくもありませんね。
 どうなるのか、要注視というところか。

 ただ、監理団体のチェック厳格化は確かに必須だろうなと。
 ずさんな例があるのも間違いないようですから。

| | コメント (0)

2022/11/24

金融庁が人材マッチングシステム 人手不足深刻な地方企業に_NHK

金融庁が人材マッチングシステム 人手不足深刻な地方企業に_NHK

金融庁が人材マッチングシステム 人手不足深刻な地方企業に
NHK 2022年11月22日 4時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221122/k10013899181000.html

「転職希望の人がシステムに登録すると、地方銀行など、およそ100の金融機関が、人手不足に悩む地元の企業に人材を紹介する仕組みです。」

「金融庁は、この事業で一定の年収以上で人材を採用した企業には給付金を支給し、都市から地方への人の流れを後押ししたい考えです。」

 この話以前から、銀行は人材紹介とかやっていましたけど。
 いよいよ、本格化するってことなんでしょうか。

 ただ、何故金融庁が主導なのか、というのは疑問持ちますね。
 銀行が融資で儲けられないので、こちらをということなのですかねぇ。

| | コメント (0)

2022/11/10

「サクマ式ドロップス」が114年の歴史に幕、佐久間製菓が廃業へ_朝日新聞

「サクマ式ドロップス」が114年の歴史に幕、佐久間製菓が廃業へ_朝日新聞

朝日新聞デジタル記事
「サクマ式ドロップス」が114年の歴史に幕、佐久間製菓が廃業へ
田幸香純 2022年11月9日 16時30分
https://www.asahi.com/articles/ASQC95751QC9ULFA00Z.html

 そうですか。
 あの赤い缶は、もうなくなるよと。

「しかし、近年は安価な製品との競争が激しくなったほか、新型コロナ禍の影響で販売が減少。原材料やエネルギーの価格高騰と人員の確保が難しいといった問題もあり、廃業を決めたという。

 世の中のダイエットの流れのせいかと思ったら。
 もっと、日本の中小企業に普遍的な理由でシミジミ。

 でも、話はそれだけでは終わらない。

 缶入りのキャンディーでは、緑色の缶に入った「サクマドロップス」があるが、こちらは別会社のサクマ製菓(東京都目黒区)が製造販売している。2社は起源を同じくしているが、戦後に関係者らが別々に立ち上げた経緯があり、別会社になっている。」

 お家分裂も、中小企業あるあるなんですよね。
 で、緑の缶の方は残るのか。ひょえー。

| | コメント (0)

2022/06/01

freee会計を利用してきたが、やはり会計王に戻すかな_高橋雄一郎氏twitter

freee会計を利用してきたが、やはり会計王に戻すかな_高橋雄一郎氏twitter


高橋雄一郎@kamatatylaw

半年間だけfreee会計を利用してきたが、やはり会計王に戻すかな。freee会計は英文請求書が作れない、複数の項目の立替金処理ができない、その他いろいろ問題があって、やはり発展途上の技術なんだろう。その間ソリマチの会計王も進化してきたというのもあるが。

午前11:41 ・ 2022年5月25日・Twitter Web App
https://twitter.com/kamatatylaw/status/1529291472356646912?cxt=HHwWgIDR_bqfkbkqAAAA


 ソリマチの会計王は、大昔少しだけ触った記憶です。
 その後商圏拡大するような話を聞いた気もしたのですが、いつの間にか消えて。

 普通の会計ソフトだが、シェアはそれほど高くないという印象でした。
 しかし、ソリマチは、恐らく農業簿記ソフトはシェア高いんでしょうね。

 それはともかく、弁護士さんが会計王使うってのは、ちょっとビックリ。
 この高橋先生は、ちょっとマニアックな部分ある方なのかも。

 で、freee会計は、ユーザーは簡単なイメージだけれど。
 きちんと向き合うとそうでもないって声は多い。

 簡単だと思って、本来やるべきことを全くやっていないので。
 むしろ、ゴミ箱状態になっているような話も聞きますね。

 それはfreeeの罪ではないと擁護する声も聞きますが。
 普通のユーザーできちんと使い切れないソフトって、私はノーサンキューだな。

| | コメント (0)

2022/05/15

ピンチの町工場。一方的なキャンセルをした”元”お取引先に返した言葉とは?_SHAKUNOTE

ピンチの町工場。一方的なキャンセルをした”元”お取引先に返した言葉とは?_SHAKUNOTE

しゃく。@shakunone
3年前。突然の取引停止。「今後はコストの安い海外でつくるよ。もう高い日本製はいらないから。」あまりに急で一方的。見込んでいた受注も0に。あわてて仕事をさがし、頭をさげ、お金をかき集め、大ピンチを首の皮一枚でしのいだ。そして今年4月。上海がロックダウン。その時、TELが鳴りました。
午前6:21 2022年5月13日 Twitter Web App
https://twitter.com/shakunone/status/1524862227496505344?cxt=HHwWgMC4lb2Hs6kqAAAA

ピンチの町工場。一方的なキャンセルをした”元”お取引先に返した言葉とは?
SHAKUNOTE 2022.05.13
https://shakunone.com/blog/4125/

「その後、噂話として聞いたのは、いろんな日本の工場に声をかけているものの、受けてもらえず困っているそうです。その大きな理由は「価格」にあるそうで、「困っているから中国製の価格と合わせてくれ」と、謎の要求をしているそう…。」

 私なら、電話ガチャ切りしちゃうかもなぁ。
 この方の精神力すごいや。

| | コメント (0)

2021/08/13

株式の時効取得の可否等_ビジネス法務

株式の時効取得の可否等_ビジネス法務

 ビジネス法務2021年9月号より。

連載 株主・株式からみた中小企業M&Aの実務
最終回 その他の問題
横井伸(日本M&Aセンター法務室長 弁護士)
一色翔太(日本M&Aセンター法務室 弁護士)
下宮麻子(日本M&Aセンター法務課長 司法書士)
越川裕太(日本M&Aセンター法務室 弁護士)

 株式の時効取得の可否については、裁判例が少なく。
 要件が不明確な部分があると。

 株式の善意取得については、東京高判平成5年11月16日が参考になると。
 譲渡制限ある株式取得に際して、取得する株式の変遷を調査して然るべきとしていると。

 実務では、重過失なく株券の譲渡を受け、善意取得が認められるのは。
 限定的な場合であり、現実的には期待できないだろうと。

 なるほど、これらは書籍になどにちらっと書いてあるものの。
 現実には、気持ち程度の話にしかならないということか。

 あと、所有と経営が分離している会社でのM&Aの注意点として。
 開示がデリケートであることや、対立した場合に問題があること。

 更に、オーナー企業と違って、退職金支給で株価を抑えるスキームは使えない。
 それでも引き継ぎを考慮して、相応の退職金支給すべしと。

 今回が第14回で最終回ということですが。
 そのうち、書籍でまとまった段階でまた読んでみたいですね。

| | コメント (0)

2021/05/24

小さなまちの“企業再生請負人” コロナ禍での苦闘_NHK

小さなまちの“企業再生請負人” コロナ禍での苦闘_NHK

小さなまちの“企業再生請負人” コロナ禍での苦闘
NHK 2021年5月17日 18時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210517/k10013030491000.html

 最初にまず得難い経験をしたと。
 いや、正直、耐えられない人が多そうなレベルですが。


 33歳のときに取り組んだのが、経営危機に陥った滝川市のスーパーの再建だった。
 このスーパー、地場の企業とはいえ、店舗数は22、従業員は1200人余りと、倒産すれば地域へ深刻な影響が懸念された。当時、抱えていた負債は40億円以上。営業の不振は深刻で、もはや自力での再生は不可能な状況になっていた。
 伊藤が考えた解決策は、金融機関による借金の一部免除を前提に、大手スーパーに買収してもらうこと。当時、融資を受けていた5つの金融機関を回り、再建策を提案した。しかし、「金融機関からは容赦ない罵倒と怒号が浴びせられ、誠意を見せろと土下座も求められた」と伊藤はそのときのことを語る。
 それでも「『スーパーと従業員の雇用を維持するためにはこの方法しかない』と何度も頭を下げ、すべての債権者の説得に成功した」という。 この会社は、その後、大手スーパーに買収され、現在も営業を続けている。
 この経験が、伊藤にとって転機となった。


 まさに、これが人生の分かれ目。

 「頭を下げた金融機関の1つ、北門信用金庫から、企業支援の担当として採用を持ちかけられたのだ。」

 これは採用した方もすごい。
 そして、今度はなんと、北海道を飛び出してしまった。

「ことし4月、1000キロ以上離れた松江市に本店がある島根銀行の外部アドバイザーに就任した。取引先の支援に本腰を入れようとしている銀行側から指名を受けた。」

 単に金を貸すだけではなく、いかに、ネットワークを生かしていくか。
 信金や地銀の生きていく道は、確かにここにしかないのでしょう。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧