カテゴリー「医療・福祉」の503件の記事

2023/10/03

たった1滴の涙から乳がん発見 神戸大ベンチャー、大阪万博めどに実用化_産経WEST

たった1滴の涙から乳がん発見 神戸大ベンチャー、大阪万博めどに実用化_産経WEST

たった1滴の涙から乳がん発見 神戸大ベンチャー、大阪万博めどに実用化
産経WEST 2023/9/24 08:00 福井 亜加梨
https://www.sankei.com/article/20230924-7ZK5EGTQ6JJ6DD5DR55PIR7ZFU/


再発不安軽減も
同社は、涙でのスクリーニング検査を将来的には卵巣がんや前立腺がんといった、乳がん以外の疾患に応用することも目指す。

例えば、遺伝要因で乳がんや卵巣がんの発症リスクが高くなる「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)」。米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、発症前に両乳房と卵管・卵巣の「予防切除(リスク低減手術)」をしたと公表した際には国内でも大きな話題となったが、同社はこうした発症リスクを持つ女性に向けた検査として、ニーズがあると考えている。

竹内さんは、涙で卵巣がんも早期発見できれば「(HBOCの女性が)卵巣がんを発症していない段階で、卵巣の温存も考えることができるかもしれず、社会的意義は大きい」。堀川CEOも「涙で健康診断できる世界を実現し、不安の解消や罹患者の生活の質(QOL)向上に貢献したい」と語った。


 涙で検査できるって、すごい。
 是非早期に実現させてほしいですね。

 男性の前立腺がんと違い、女性の乳がんは若い頃に発症することが少なくない。
 少子化の時代だからこそ、是非、早く実現するように、国の働きかけが望まれるのでは。

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2023/09/21

「アイスが食べたい」と暴れる男性患者にかみつかれて…全国で起こる院内暴力にどう対応すべきか_ヨミドクター

「アイスが食べたい」と暴れる男性患者にかみつかれて…全国で起こる院内暴力にどう対応すべきか_ヨミドクター

後閑愛実&ゆき味「病棟ものがたり」
yomiDr.2023年9月7日 医療・健康・介護のコラム
「アイスが食べたい」と暴れる男性患者にかみつかれて…全国で起こる院内暴力にどう対応すべきか
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230906-OYTET50011/


ある日、頼んでいたアイスを母親が買ってこなかったことに腹を立てた患者さんは「なんであのアイスがないんだ!」と暴れ出しました。患者さんを止めようとした同僚の看護師はおなかを殴られ、もう一人は押し飛ばされました。

 止めに入った私は抱きつかれ、両腕を押さえられた状態でかみつかれました。その後、数人がかりで取り押さえて鎮静剤を打ち、ようやく落ち着きました。かまれた右腕には、歯形が赤くくっきりと残り、1週間ほど消えませんでした。


 酷いですね。
 サービスする側になんでも甘えていいと勘違いしている人達が最近増えました。


 私が勤務している病院では、上記のような出来事が続いたため、「たとえ認知機能が低下している患者さんであっても、明らかな暴力を受けたときは警察を呼ぶ」などの院内の対応マニュアルができました。今のところ、実際に警察を呼んだことはありません。

 問題が起こりそうな患者さんには、複数で対応するようにしています。ささいなことでも医療スタッフで情報を共有して対応策をみんなで考えるなど、被害を一人で抱え込まないように取り組んでいます。


 結局、こういうガイドラインを事前に作っておいて。
 いざとなったら、迷わず対処する、しかないんでしょうね。

 手遅れにならないようにするためには。
 医療の現場に限らず、いろんなところで今後考えていくべき問題です。

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2023/09/06

前立腺がんでPSA再発 ホルモン治療がおすすめ_産経新聞

前立腺がんでPSA再発 ホルモン治療がおすすめ_産経新聞

がん電話相談
前立腺がんでPSA再発 ホルモン治療がおすすめ
産経新聞 2023/8/29 09:00
https://www.sankei.com/article/20230829-OYZUQMTEY5JXHMIJOWOFTNA4JU/

 がん研有明病院の副院長で泌尿器科部長の米瀬淳二医師の回答。

 平成23年に前立腺がんと診断され、転移がないことから。
 放射線治療とホルモン治療を併用する治療を約1年行ったと。

 これが妥当な治療だったかと質問。
 回答者は、妥当な治療だと。

 転移のない高リスクの前立腺がんで、診断時に60歳なら、根治治療として。

[1]前立腺全摘手術か
[2]2年のホルモン治療を併用した放射線治療

 が推奨されると。

 ただ、手術しても50%程度、再発の可能性はあるので。
 ホルモン治療の期間が1年とやや短いですが、妥当な治療だろうと。

 これが、昨年2月にPSA値が6・5に上昇し、再発したと。
 この場合、経過を見つつのホルモン治療が行われることがほとんどだと。

 更に悪化すると、新規ホルモン剤の追加を検討することになる。
 効きが悪くなっても、抗がん剤なども保険適用になっていると。

 このままの治療継続で経過観察が主治医の見解だが。
 それについて、新規ホルモン剤を使える診断基準を満たさないので様子見ているのだろうと。

 副作用の問題もあって、なかなか大変そう。

 私の場合、父が前立腺がんだったので、遺伝的に可能性大です。
 今後の前立腺がんの治療の進展動向は、やはり気になりますね。

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2023/09/05

119番で「虫に刺された」「鼻づまりひどい」…搬送見送った救急隊員に「責任取れるのか」_読売新聞

119番で「虫に刺された」「鼻づまりひどい」…搬送見送った救急隊員に「責任取れるのか」_読売新聞

119番で「虫に刺された」「鼻づまりひどい」…搬送見送った救急隊員に「責任取れるのか」
読売新聞 2023/09/01 08:20
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230901-OYT1T50000/

「現場に到着した救急隊員が搬送を見送ろうとしても、保護者から「責任を取れるのか」と暴言を吐かれることもあるという。」

 マクロというか、自分以外の社会のことを考えられず。
 ミクロの自分の目先だけを考える人が蔓延し始めた現代。

 こういう人達を適法に断れる仕組み造りなどが必要ってことでしょう。
 もう「言わなくてもわかる」時代ではない、という社会全体の認識が必要だと思います。

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2023/08/21

26歳専攻医が過労自殺、労災認定…3か月休日なし・時間外は月207時間_読売新聞

26歳専攻医が過労自殺、労災認定…3か月休日なし・時間外は月207時間_読売新聞

26歳専攻医が過労自殺、労災認定…3か月休日なし・時間外は月207時間
読売新聞 2023/08/17 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230817-OYT1T50021/

「センターは読売新聞の取材に「病院にいた時間が全て労働時間ではなく、『自己研さん』の時間も含まれている。学会発表も当院からの指示ではなく、当院が指示した範囲では業務量は適切だった」と長時間労働の指示を否定。一方で、労基署が認定した労働時間に基づき、遺族に未払い残業代を支払ったという。」

 この「『自己研さん』の時間も含まれている」の判断基準が知りたいですね。
 例えば、職場の人間から集まるように言われたとか、何か労働強制の事実があったかどうか。

 記事だけだと、「自己学習も労働時間だ!」とか言い出す人が湧き出てきそう。
 で、恐らく、学会・業界は、自主的なルール策定が急がれるんじゃないかしら。

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2023/08/12

ワクチン無料接種の機会、全員に 勧奨は高リスク者のみ 新型コロナ_産経新聞

ワクチン無料接種の機会、全員に 勧奨は高リスク者のみ 新型コロナ_産経新聞

ワクチン無料接種の機会、全員に 勧奨は高リスク者のみ 新型コロナ
産経新聞 2023/8/9 17:57
https://www.sankei.com/article/20230809-UW2YJCDBAZKVLCI2QEJEUNZBR4/

「9月20日から始まる予定の新型コロナウイルスワクチンの秋接種を巡り、厚生労働省のワクチン分科会は9日、対象に想定されている生後6カ月以上の全ての人に無料の接種機会を設ける一方、地方自治体による勧奨といった積極的な接種の呼びかけは、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある重症化リスクの高い人に限定することを了承した。」

 子供は、呼びかけの対象外ということですか。
 ただ、それは政府としてですね。

「出席した日本小児科学会の関係者も、まれに重症例が報告されているとして「学会としては生後6カ月~17歳の全ての子供に接種を推奨する」と説明した。」

 うーん、ちゃんと伝わるのかなぁ。

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HPV検査導入へ指針改正、子宮頸がん早期発見に期待 厚労省検討会_産経新聞

HPV検査導入へ指針改正、子宮頸がん早期発見に期待 厚労省検討会_産経新聞

HPV検査導入へ指針改正、子宮頸がん早期発見に期待 厚労省検討会
産経新聞 2023/8/9 19:31
https://www.sankei.com/article/20230809-3FRDTTSU6ROGPDWTONFN7JGLLY/

「厚生労働省の有識者検討会は9日、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を調べる検査を公的検診に導入するため、令和5年度中に検診の指針を改正することを決めた。」

 女性だけの話だとの誤解がないよう、周知が望まれますね。

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2023/08/11

特養で80代誤嚥死、2500万円賠償命令 名古屋地裁_産経新聞

特養で80代誤嚥死、2500万円賠償命令 名古屋地裁_産経新聞

特養で80代誤嚥死、2500万円賠償命令 名古屋地裁
産経新聞 2023/8/7 19:15
https://www.sankei.com/article/20230807-OR7B4BXGLJJH5NIWFOH44XP3TA/

「名古屋市の特別養護老人ホームで令和3年、パーキンソン病だった入所者の80代男性が食事中に誤嚥(ごえん)死したのは、施設が注意義務を怠ったためだとして、遺族3人が運営元の社会福祉法人「長生福寿会」(名古屋市)に約3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、名古屋地裁であり、藤根康平裁判官は約2500万円を支払うよう命じた。」

「藤根裁判官は判決理由で、亡くなる1カ月半前にも朝食を喉に詰まらせ、むせ込んだことがあり、同じように食事を提供すれば、より重大な結果が生じる危険を認識できたと指摘した。」

「その上で、介護記録にむせ込んだ事実が記載されていないなどとして「十分な情報共有や原因分析がされなかったとうかがわれる」と過失を認定した。」

 私が、この社会福祉法人の従業員だったら、勤務辞めますね。
 たぶん、ここでいうようなケアやっていたら、日々は終わらない。

 特養は、寝たきり老人レベルの人たちが中心となっているので。
 腰を痛めるのは日常で、訳の分からない年寄り相手で、日々精神削られる。

 彼らのストレスは、多くの場合、日々極限に来ているはずです。
 なのに、更なるケアを求められても、やってられないというのが当然でしょう。

 社会福祉法人で人手が足りない理由の1つは。
 明らかに、過度なケアを求めすぎていることにあると思います。

 それは社会福祉法人が悪いというよりも、制度設計した厚労省の罪が重いですが。
 ただ、その水準を当然と思う、国民にも多分に罪はあるように思いますね。

 そして、それを追認する裁判所であり司法。
 誤嚥で死なせたら社福の罪だというメッセージの持つ意味が、分からないんでしょうね。

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2023/08/05

抗HIV薬でウイルス量が下がった人は性行為でエイズを広める可能性がほぼゼロであることが判明_Gigazine

抗HIV薬でウイルス量が下がった人は性行為でエイズを広める可能性がほぼゼロであることが判明_Gigazine

抗HIV薬でウイルス量が下がった人は性行為でエイズを広める可能性がほぼゼロであることが判明
Gigazine 2023年07月24日 20時00分サイエンス
https://gigazine.net/news/20230724-hiv-spread-risk/

 これはすごいですね。
 エイズという不治の病も、遂に人類は克服しそうってことですか。

 ただ、治療がそこまで進んだ段階での話ってことですので。
 万人がその恩恵を受けられるのはまだ先なのかな。

 差別問題は、そう簡単にはなくならないでしょうけれど。
 少しずつでも、縮小していけばいいですね。

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2023/06/12

病院職員の手当減額訴訟 訴え棄却 山口地方裁判所_NHK

病院職員の手当減額訴訟 訴え棄却 山口地方裁判所_NHK

病院職員の手当減額訴訟 訴え棄却 山口地方裁判所
NHK 2023年05月24日 17時08分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230524/4060017075.html

「この裁判は山口市の済生会山口総合病院の職員などあわせて9人が、非正規雇用の職員への手当を新たに創設するのに伴い、正規雇用の職員に支給していた住宅や扶養に関わる一部の手当を一方的に引き下げられたとして、引き下げ額あわせて6万9000円あまりを支払うよう求めたものです。」

 非正規雇用側の不均衡是正のため、財源を正規雇用側に求めたと。
 それを正規雇用側が不当だと訴えたと。

「24日の判決で山口地方裁判所の山口格之裁判長は、「女性の就労促進や若年層の確保という課題を抱える病院が、人件費の増加抑制にも配慮して手当の組み換えを検討する中で、非正規職員の手当の拡充は正規職員らの不利益を低く抑えられるように検討して実施された」と指摘しました。
その上で「制度が根本的に変わる以上、支給条件の大幅な変更もやむをえず、新しい制度設計を選択する合理性と相当性が認められる」として職員側の訴えを退けました。」

 地裁判決なので、確定するかどうか不明ですが。
 これはかなり重要な示唆を与えてくれる判決ですね。

 つまり、労働者間の不均衡是正義務を履行するという局面では。
 一方的に雇用側が負荷せよではなく、有利な扱いを受けている労働者側も一定程度是正に協力せよということではないかと。

 いや、労働裁判だし、判決文見ていないので。
 私が勝手にそう受け止めたというだけですが。

 これから不況期で企業側が苦渋の判断をする局面においては。
 それなりの参考になりそうな判決のような気がしますが、さて。

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