京都平安ホテル廃業へ 従業員「納得いかない」_産経新聞
京都平安ホテル廃業へ 従業員「納得いかない」_産経新聞
京都平安ホテル廃業へ 従業員「納得いかない」
産経新聞 2022/5/18 20:09 平岡 康彦
https://www.sankei.com/article/20220518-E3HJ7OVYKFI4VOXQODI5TSP46Y/?dicbo=v2-c5a3729390c62562ded73278eaa46120
地方職員共済組合京都府支部が決定したという記事ですが。
そうか、そもそもの社名が「地方職員共済組合京都宿泊所平安会館」なのですね。
http://kyoto-heian-hotel.com/hotel_info/
従業員は納得いかないと、気持ちはわかるけれど。
「府支部は、廃業の理由として、市内のホテルが急増する一方、京都平安ホテルは老朽化が進み、建設時の借入金約6億4千万円の返済のめどがたっていないと説明している。」
これ聞くと、そもそも経営がどうなの、ですね。
解雇規制も、経営難には勝てない。
逆に言うと、経営難になると放り出される労働法の解雇規制というのは。
現状、どう見てもバランスがとれてなくて、歪な存在なのだと思います。
労働者になると、急に経営リスクから遮断される存在になるのが現在の解雇規制。
倒産が顕在化する前でも、労働者に一定の経営リスクを負わせるべきでしょう。
このアンバランスが大きすぎるから、従業員は「納得いかない」のです。
本来もっと見るべきものを見てこなかった状態で、急に現実直視させられるから。
手元不如意には勝てないという現実に、経営者だけがずっと直面していた。
しかし、それがある日突然自分にも突きつけられることになる。
仮に触りたくなくても、もっと前にコミットするようにして。
本当の意味で参画する仕組みがないとダメなんでしょう。
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