カテゴリー「結婚・家族関係」の102件の記事

2024/09/03

私の実家が売れません!_高殿円

私の実家が売れません!_高殿円

私の実家が売れません!
高殿円
エクスナレッジ 2024年7月19日初版第1刷発行

Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4767832985

 Kindle本がないので、久々に地元の本屋で買いました。
 エクスナレッジって、JW_CADの出版社のイメージでしたが、確かに髪ばかりか。

 さて、買ってみましたが。
 これ、なかなか強烈なお話でして。

 一旦売却が決まった筈が、再建築不可物件というのが分かって話が流れ。
 その後、著者が奮闘して、売却に成功するまでというのが大まかなあらまし。

 流れた原因の1つは、業者の接道義務確認が直前になったためで。
 眼の前の一見道路のようなものは、実は道路ではなかったという話。

 うん、やはりあるんですね、このパターン。
 というか、それでも売ったという話なので、この本に興味持ったのですが。

 で、その後、ジモティーなどを活用して奇跡的売却にこぎつけるわけですが。
 著者の行動力の素晴らしさに感動で、是非読みましょう、ですね。

 ただ、その行動力の源泉は、作家でもある著者の人間観察によるものなのかも。
 P32-34の考察は、なるほどなぁと思いました。

 実際のアクションはP108からですが、リサーチ力すごいです。
 あと、P110で建築基準法改正情報を踏まえて、今しかないと判断するとか。

 いろいろ勉強になります。

 最後に監修者の高橋正典氏との対談(p169-)があります。
 親が元気なうちに調査だけはやっておけは、強く同意ですね。

 ただ、信頼できる不動産関係者を一般人がどう見つけるかが実は勝負なのですが。
 そこは監修者の高橋氏からは言えないところかな。

 あと、人間関係9割の具体的中身についてもこの対談記事で語っていますが。
 この辺の理解が、著者が作家であることが大きかったのかもなぁとも。

 なお、折込で「その後の話」が入っていました。
 いつか続編が出るのかを期待させる内容ですね、うん。

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2024/07/05

都知事選掲示板に「生後8カ月のわが子」のポスターを貼った男性の“懺悔” 「浅はかでした。今は離婚危機に陥っています」_AERA dot.

都知事選掲示板に「生後8カ月のわが子」のポスターを貼った男性の“懺悔” 「浅はかでした。今は離婚危機に陥っています」_AERA dot.

都知事選掲示板に「生後8カ月のわが子」のポスターを貼った男性の“懺悔” 「浅はかでした。今は離婚危機に陥っています」
AERA dot. 2024/07/03/ 06:30 板垣聡旨 dot.オリジナル
https://dot.asahi.com/articles/-/226972

 うん、そんな浅慮の人の政治的主張を聞こうと思う人ってね、とは思います。

 そして、政治的主張の前に、一番の利害関係者である配偶者の意見を聞かずに実行した、という事実が何を意味するのか。

 この人は、そういうバランス感覚が自分にないことに気がついていないんだろうな。

 で、配偶者としてこの人を選んだ奥さん。
 どうすれば、こういう行為をする人を選ばずに済んだのでしょうね。

 今だと、大谷翔平が激怒して、ドジャースが、報道から日テレとフジを締め出した事件。
 あの話を振ってみて、反応を見るのがリトマス試験紙かもしれませんね。

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2024/07/02

<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活_ママスタセレクト

<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活_ママスタセレクト

ママスタセレクト 2024/06/17 猫田 カヨ
<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活【第2話まんが】
https://select.mamastar.jp/1100621

 施設入居、本人が抵抗すると施設は受入れてくれないのが現状。
 高齢者の意思の重視は大事ですが、日々支える家族の限界問題を誰が救うのか。

 現状だと100か0かの話になり、みんなが不幸になる。
 立法などで解決しないと、将来は遺棄問題が社会化するのを懸念します。

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2024/06/29

夏休み廃止や短縮希望、60% 困窮世帯「生活費かかる」_共同通信

夏休み廃止や短縮希望、60% 困窮世帯「生活費かかる」_共同通信

夏休み廃止や短縮希望、60% 困窮世帯「生活費かかる」
2024年06月26日 16時45分共同通信
https://www.47news.jp/11113114.html

「小中学生のいる困窮世帯の計60%が、子どもの夏休みは「なくて良い」「今より短い方が良い」と考えていることが26日、民間団体のアンケートで分かった。理由は「子どもが家にいると生活費がかかる」が最も多かった。物価高が続く中、夏休みは学校の給食がないため家で食事を用意する必要があり、光熱費もかかることが背景にある。」

 気持ちはよくわかりますね。
 家庭と学校との役割分担、一から見直して見るべき時期なのかなという気がします。

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2024/05/18

【速報】離婚後の「共同親権」認める改正民法が成立_フジテレビ

【速報】離婚後の「共同親権」認める改正民法が成立_フジテレビ

【速報】離婚後の「共同親権」認める改正民法が成立
フジテレビ 政治部
2024年5月17日 金曜 午後1:08
https://www.fnn.jp/articles/-/700553

「今回の改正では、離婚時に父母が協議して、共同親権か単独親権かを選ぶ。協議で折り合えない場合は、家庭裁判所が判断する。ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待の恐れがあれば、どちらかの単独親権と定めるとしている。」

 一部修正が附則に入ったのですね。

「国会審議では、DVなどを背景に父母が対等な立場で話し合えない恐れがあるなどの懸念が指摘された。このため、付則を修正して、親権のあり方を決める際に父母の力関係の差で不適切な合意とならないよう「真意を確認する措置を検討する」と盛り込まれた。」

 この種の問題って、対立が激しいので、メリットよりも、

            <
 単独親権のデメリット = 共同親権のデメリット
            >

 で考えるのが基本かなと思うのですが。

 共同親権ダメ、という人は、あまり単独親権のデメリットに向き合っていない印象。
 いや、私がなんとなくそう感じるだけ、ではあるのですが。

 その意味で、とりあえず、単独親権のデメリットへの見直しとして。
 共同親権を試してみる、でいいのだと思います。

 その上でデメリット酷すぎるのであれば、また見直せばいいのですから。

 ただ、そういう議論で言えば、成年後見の見直しは遅すぎますね。
 これも個人的な感想だけでいいますけれど。

 パターナリズムへの批判が大きすぎたことに問題があった気が。
 自己決定と言ったって、千差万別の個人個々に行政・家裁が向き合えるのか。

 そういう現実的視点が抜けていたのでは、というのが私の感じるところです。
 いや、専門家にはもちろん言い分があるのでしょうけれど。

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2024/04/23

女性へ性別変更後に子が出生、親子関係巡り最高裁が初判断へ…5月31日に弁論_読売新聞

女性へ性別変更後に子が出生、親子関係巡り最高裁が初判断へ…5月31日に弁論_読売新聞

女性へ性別変更後に子が出生、親子関係巡り最高裁が初判断へ…5月31日に弁論
読売新聞 2024/04/17 19:12
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240417-OYT1T50124/

「性同一性障害特例法に基づき女性に性別変更した元男性が、自分の凍結精子で女性パートナーとの間にもうけた女児を認知できるかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は17日、当事者の意見を聞く弁論を5月31日に開くことを決めた。2審の結論を変える際に必要な手続きで、性別変更後に生まれた次女の認知を認めなかった2審判決が見直される可能性がある。」

 同性婚を単純に肯定する人たちって、こういう判断について。
 最高裁判断とかまだだとかいう事実をどう捉えているのでしょうかね。

 つまり、行政は、法律に基づいて行われるという理解でいえば。
 その根本がグラグラしてしまっている状況にあるわけですね。

 なぜ、同性婚を法的な意味で認めなければ、差別になるのか。
 まぁ、時代の価値観なのでしょうけれど。

 ただ、果たしてそれが維持されない場合は、どうなるのか。
 想像するだに恐ろしい世界でしょうが、私はその頃いないだろうな。

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2024/03/14

離婚後の「共同親権」導入、民放改正案を閣議決定…「法定養育費制度」創設へ(民放→民法)_読売新聞

離婚後の「共同親権」導入、民放改正案を閣議決定…「法定養育費制度」創設へ(民放→民法)_読売新聞

離婚後の「共同親権」導入、民放改正案を閣議決定…「法定養育費制度」創設へ
読売新聞 2024/03/08 10:31
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240308-OYT1T50047/

 何故か、標題は、民法が民放になっていますが。
 まぁ、それはさておいて。

「父母が合意した場合に共同親権を選択できるようにするもので、父母の一方が親権を持つ「単独親権」のみを規定した現行民法を見直す。」

「民法改正案では離婚後の親権について、父母が話し合いなどで協議が整わない場合は家庭裁判所が共同親権か単独親権かを判断すると規定。いずれかの親からの子への虐待や父母間のDV(家庭内暴力)など「子の利益を害する」場合には、家裁は単独親権に決める。」

「共同親権の場合でも「急迫の事情」があれば単独で親権を行使できるとした。」

 ある程度問題点に配慮している感じですね。
 実際に始まってみないとではありますが。

「改正案では「親の責務」を明確化し、婚姻関係の有無にかかわらず「子どもの利益」の確保を最優先する姿勢を打ち出した。」

 これが運用にどう影響してくるか。

「現在は、離婚後に父母間の取り決めや家裁の調停・審判がないと要求できない養育費について、取り決めがなくても同居親が別居親に最低限の養育費を請求できる「法定養育費制度」を創設する。支払いが滞った場合は他の債権者に優先して財産を差し押さえ、未払いの解消につなげる。」

 これは結構重要ですね。
 今までは払われず泣き寝入り多かった養育費が、今後は変わってくると。

 ただ、そうすると、子のいる人間と再婚する場合には。
 ある意味慎重にならないと、実はってことも多発するのかしら。

「離れて暮らす親が子どもと定期的に会う面会交流の申し立てについても、現在は父母にしか認められていないが、一定の条件で祖父母ら親族にも認める。」

 これは現在の恣意的な運用を前提にすると。
 どの程度実効性あるのかな、という気も。

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2024/02/14

祖母「解放されたかった」 女児放置死、USJ外泊_産経新聞

祖母「解放されたかった」 女児放置死、USJ外泊_産経新聞

祖母「解放されたかった」 女児放置死、USJ外泊
産経新聞 2024/2/5 20:18
https://www.sankei.com/article/20240205-JD5PIGCJR5ICFHGNVCIGBWKEEQ/

「大阪府富田林市で2022年6月、(略)ちゃん=当時(2)=が自宅の柵内に放置されて死亡した事件で、保護責任者遺棄致死罪などに問われた祖母(略)被告(47)の裁判員裁判公判が5日、大阪地裁堺支部で開かれた。被告人質問で孫を放置し外泊を繰り返したことについて「(世話から)解放されたかった」と述べた。」

 祖母ですが、47歳なのですね。
 一般的な視点での祖母に期待することは難しい年齢ですか。

 そして、何故祖母が孫を育てることになったのかというと。
 息子夫婦が育児しなかったから。

 いろいろと切ないですね。
 しかし、今後、似たような事件が再発しそうな気がします。

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2024/01/13

相談先「聞いたことなか」 悩んだ末に妻殺害 入院費工面できず_毎日新聞

相談先「聞いたことなか」 悩んだ末に妻殺害 入院費工面できず_毎日新聞

相談先「聞いたことなか」 悩んだ末に妻殺害 入院費工面できず
毎日新聞 2023/12/30 12:00(最終更新 12/30 12:50) 2583文字
https://mainichi.jp/articles/20231230/k00/00m/040/057000c

「前田被告は21年2月に退職し、以降は夫婦で月16万円あまりの年金で暮らした。家賃と駐車場代で月約3万円。夫婦のたばこ代が月約6万円かかった。妻はたばこを「やめない」と言い、前田被告もやめなかった。金銭管理は妻がしていたが、21年末からたびたび家賃を滞納するようになった。そのたびに前田被告が親族からの借金などで支払った。」

 老夫婦がどこにも相談できなかったことが問題だという記事の基調ですが。
 多分そうではなく、経済的意思決定能力の欠如が根底にあるのかなと。

 年金収入16万円の中から、タバコ代6万円を支出することの意味がについて。
 決定的に理解を欠いていたということが、問題の本質なのですから。

 企業会計ではなく、家計的な意味での金銭管理知識について。
 義務教育課程やその後の段階で習得させることが、現代社会では必須。

 そこに手を付けない限り、社会的問題としては完治しないでしょうね。

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2024/01/06

相談先「聞いたことなか」 悩んだ末に妻殺害 入院費工面できず_毎日新聞

相談先「聞いたことなか」 悩んだ末に妻殺害 入院費工面できず_毎日新聞

相談先「聞いたことなか」 悩んだ末に妻殺害 入院費工面できず
毎日新聞 2023/12/30 12:00(最終更新 12/30 12:50) 2583文字
https://mainichi.jp/articles/20231230/k00/00m/040/057000c

「前田被告は21年2月に退職し、以降は夫婦で月16万円あまりの年金で暮らした。家賃と駐車場代で月約3万円。夫婦のたばこ代が月約6万円かかった。妻はたばこを「やめない」と言い、前田被告もやめなかった。金銭管理は妻がしていたが、21年末からたびたび家賃を滞納するようになった。そのたびに前田被告が親族からの借金などで支払った。」

 老夫婦がどこにも相談できなかったことが問題だという記事の基調ですが。
 多分そうではなく、経済的意思決定能力の欠如が根底にあるのかなと。

 年金収入16万円の中から、タバコ代6万円を支出することの意味がについて。
 決定的に理解を欠いていたということが、問題の本質なのですから。

 企業会計ではなく、家計的な意味での金銭管理知識について。
 義務教育課程やその後の段階で習得させることが、現代社会では必須。

 そこに手を付けない限り、社会的問題としては完治しないでしょうね。

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