3代目による家業の"老舗和菓子屋"の経営改革例_東洋経済オンライン
3代目による家業の"老舗和菓子屋"の経営改革例_東洋経済オンライン
無報酬で家業の"老舗和菓子屋"に入った3代目女性、「伝統を壊すな」と職人からの猛反発を受けても、経営改革に乗り出した"覚悟"
野内 菜々 : フリーライター
東洋経済オンライン 2025/10/19 5:00
https://toyokeizai.net/articles/-/911559
この事例、お母さんの苦境を伝える声に反応して。
娘さんが、勤務を辞めて、家業に戻ってくるのですが。
お父さんが、頑固というか、話を聞かないというか。
しかし、ありがちなのでしょうね。
いや、お父さんが全面的に悪いと言いたいわけではありません。
お父さんは、ベテランの職人などの苦情を宥める立場でしょうし。
娘が言うからすぐその通りにすれば、これまでの従業員が離反する。
なので、娘にとって改革の壁になるのは仕方ない部分もあるでしょう。
ただ、こちらが経営改革に成功した原因として。
もちろん3代目となる娘さんの努力があることは間違いないですが。
この建て直しのキーマンは、恐らく、お母さんなんでしょうね。
最初に、娘にSOSを出したのもそうですけれど。
その後、父親がいろいろ言うのを、影でなだめたりして。
娘さんの援護射撃に回っていただろうことは、想像に難くありません。
実は、中小企業の経営再建では、お母さんがキーマンってことは。
少なくないんじゃないか、って気がします。
父と娘とか、2人だけで対決させると、最悪になること多いでしょうし。
ビジネスでは、経営者・後継者・設備・商流なんてところを見て。
家族構成や関係なんて、見ないことが多いと思いますが。
本当は、そこはちょっと見直すべきなのかもしれないなと。
いや、すべてがそうだという話では決してありませんが。


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