特集 保険見直しの鉄則_東洋経済
週刊東洋経済2022年2月26日号より。
生保選びの新常識!
特集 保険見直しの鉄則
面白い記事と陳腐な記事が混じっている印象。
医療保険商品のランキングは、結果自体は面白いのですが。
前提として、契約時年齢を入れないと無意味なのではないかと。
面白かったのが、「先進医療特約の不都合な真実」(P43)。
白内障手術で先進医療から外された多焦点眼内レンズ水晶体再建術の話。
なるほど、損保のような実損補てんの性格がないのですね。
生保同様多重契約できてしまうことでモラルハザードを起こしたと。
この著者は、先進医療特約には、どちらかというと否定的スタンスなのかも。
ただ、混合医療禁止原則を維持したい日医の影がないのかどうかは気になります。
認知症保険の話は、もう少し詳しく扱ってほしかったが特集の性格上無理か。
外貨建保険の悪質さは言うまでもないですが、再説されている感じ。
「『節税保険』復活の兆し」は、アホらしいなぁと。
東洋経済がではなく、4割損金商品と宣って商品開発する各社がですが。
配当を返戻率に入れない扱いを根拠にとか、通達変更一発アウトです。
何を考えているのか、信じられませんね。
なお、この号では佐藤優氏がウクライナ問題を扱っているのですが。
以前から言われている通り、まぁ、見事にロシアの代弁者ですね。
最後の原因と回避手段についての断定は、現実に侵攻が生じた今となっては。
もはや、できの悪いジョークでしかないですね。
知の技法については、佐藤氏に学ぶべき部分は結構ありそうですが。
事実を事実として認識できないのなら、残念ですが、遠ざけるべきかと。
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