カテゴリー「認知症・高齢者社会」の208件の記事

2024/09/10

「とにかく静かにしてほしい」追い詰められた80歳の夫は85歳妻の首に手をかけた_共同通信社

「とにかく静かにしてほしい」追い詰められた80歳の夫は85歳妻の首に手をかけた_共同通信社

「とにかく静かにしてほしい」追い詰められた80歳の夫は85歳妻の首に手をかけた
共同通信社 2024/09/02 (共同通信=助川尭史、木下リラ)
https://nordot.app/1197021828543611164?c=39546741839462401

「2016年ごろ、区営住宅に引っ越した。結婚から20年が過ぎ、夫婦は70代となっていた。年々目が悪くなりつつあった妻のために、病院への通いやすさなどを考えての転居だった。被告は家事を一手に引き受けるようになった。こだわりの強い妻の要望に応えて食事は朝にパン、昼は麺、夜はご飯のローテーションを守った。妻の視力悪化に伴い、風呂やトイレにも付き添った。
 活発だった妻は外出を渋るようになり、他人との交流は徐々になくなっていく。80歳を過ぎた頃には足を骨折。体はさらに不自由になった。」

「すべてを抱え込んだ老老介護の日々は、やがて最悪の結末を迎えることになる。」

「事件が起きた年、要介護1の認定を受けた妻の状態は急激に悪化した。目はほとんど見えなくなっていた。この頃から「死にたい」と漏らすようになり、「浮気をしている」と疑い深くなったり、「殺される」と近所の家のドアをたたいたりするトラブルも起きた。
 被告は介護に専念するため、シルバー人材センターでの仕事をやめた。事件直前の携帯電話の未送信フォルダーには「限界です」と書かれたメールが残されていた。」

「ある日の夕飯後、妻がいつものように「財布を返せ」「浮気しているんじゃないか」と被告を問い詰めた。「相手のところに行く」と興奮した様子で外に出ようとしたのを必死に止め、寝室のベッドに座らせた。」

「それから4時間以上、支離滅裂な内容を繰り返し責め立てられた。「静かにしてほしい」。気がつくと右手が妻の喉をつかんでいた。あおむけに倒れ込んだ妻の首を両手でつかみながら、近くにあった血圧計の電源コードでさらに締め付けた。
 我に返った時には、妻は動かなくなっていた。」

 超高齢化社会の悲劇の一面、ですね。
 人は長生きするようになり、悩みも大きく増えた。

 我々は一体どうしていくべきなのでしょうね。

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2024/09/05

福山市のクリニックに車突っ込む 男女5人けが 運転の80代男性「シフトレバー入れ間違えた」_中国新聞

福山市のクリニックに車突っ込む 男女5人けが 運転の80代男性「シフトレバー入れ間違えた」_中国新聞

福山市のクリニックに車突っ込む 男女5人けが 運転の80代男性「シフトレバー入れ間違えた」
中国新聞 2024/9/4(最終更新: 2024/9/4)
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/522118

「同署によると、運転していた男性はこのクリニックの患者で「バックで駐車するつもりがシフトレバーを入れ間違え、前進して突っ込んだ」と話しているという。」

 高齢者の運転に対する対策が必要と言われつつも。
 あまり効果的な対応のないまま、数十年が過ぎているような気も。

 新車以外の車に乗る高齢者に対して、効果的なツールの導入ができないのか。
 どこかに、誰かそういう知恵を持った人っていないのかしら。

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2024/09/03

私の実家が売れません!_高殿円

私の実家が売れません!_高殿円

私の実家が売れません!
高殿円
エクスナレッジ 2024年7月19日初版第1刷発行

Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4767832985

 Kindle本がないので、久々に地元の本屋で買いました。
 エクスナレッジって、JW_CADの出版社のイメージでしたが、確かに髪ばかりか。

 さて、買ってみましたが。
 これ、なかなか強烈なお話でして。

 一旦売却が決まった筈が、再建築不可物件というのが分かって話が流れ。
 その後、著者が奮闘して、売却に成功するまでというのが大まかなあらまし。

 流れた原因の1つは、業者の接道義務確認が直前になったためで。
 眼の前の一見道路のようなものは、実は道路ではなかったという話。

 うん、やはりあるんですね、このパターン。
 というか、それでも売ったという話なので、この本に興味持ったのですが。

 で、その後、ジモティーなどを活用して奇跡的売却にこぎつけるわけですが。
 著者の行動力の素晴らしさに感動で、是非読みましょう、ですね。

 ただ、その行動力の源泉は、作家でもある著者の人間観察によるものなのかも。
 P32-34の考察は、なるほどなぁと思いました。

 実際のアクションはP108からですが、リサーチ力すごいです。
 あと、P110で建築基準法改正情報を踏まえて、今しかないと判断するとか。

 いろいろ勉強になります。

 最後に監修者の高橋正典氏との対談(p169-)があります。
 親が元気なうちに調査だけはやっておけは、強く同意ですね。

 ただ、信頼できる不動産関係者を一般人がどう見つけるかが実は勝負なのですが。
 そこは監修者の高橋氏からは言えないところかな。

 あと、人間関係9割の具体的中身についてもこの対談記事で語っていますが。
 この辺の理解が、著者が作家であることが大きかったのかもなぁとも。

 なお、折込で「その後の話」が入っていました。
 いつか続編が出るのかを期待させる内容ですね、うん。

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2024/08/31

福山 高齢者が道路の安全な渡り方を学ぶ_NHK

福山 高齢者が道路の安全な渡り方を学ぶ_NHK

福山 高齢者が道路の安全な渡り方を学ぶ
NHK 2024年08月21日 18時24分
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240821/4000026741.html


「その上で参加者たちは、警察官から遠くから見て車との距離があると思っていても車のスピードは速いため十分な余裕を持って渡ることや夜間は運転手から歩行者が見えにくいので反射材を使うことなどが必要だとアドバイスを受けていました。」

 なるほど。
 大事なことですね。

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2024/08/13

福山市 シニアカーの男性 トンネルで軽乗用車にはねられ死亡_NHK

福山市 シニアカーの男性 トンネルで軽乗用車にはねられ死亡_NHK

福山市 シニアカーの男性 トンネルで軽乗用車にはねられ死亡
NHK 2024年08月07日 21時17分
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240807/4000026650.html

「警察によりますと、現場は追い越し禁止の中央線がある片側1車線の直線道路で、道路脇に幅1.2メートルほどの歩道があり、車道との間は柵で仕切られています。

 事故当時、橋本さんの電動車いすは車道を走行していたということで、警察は軽乗用車を運転していた男性に話を聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。」

 本来は、車道ではなく歩道を走るのが原則のようです。
 歩道を走れない時だけ、やむを得ず車道OKだと。


電動車いす利用者は・・・

 電動車いすは歩道通行等、 歩行者としての通行方法によることになります。
ただし、 身体障害者用の車いすの基準に適合しない電動車いすは、歩行者として扱われません。
 なお、 TSマークの付いたものは、 基準を満たしています。
 歩道や幅の十分な路側帯のある道路では、 道路工事等で通行できない場合を除き、 その歩道や路側帯を通らなければなりません。

「電動車いすの安全利用に関するマニュアル」警察庁
https://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku12/ri_04riyousyaha.pdf


 で、歩道は、確かに下記写真で見ると、結構狭い感じ。
 NHK記事でも、1.2m幅となっています。

深津隧道 tunnel web
http://www.tunnelweb.jp/hiroshima/other/fukatsu.htm

 ただ、だからシニアカーが車道を通らざるを得なかったのかというと。
 多分意見が分かれるところでしょう。

 再発防止のためにも、取り決めをきちんとしておくべき気がします。
 敢えて言えば、暗くなるトンネル内の車道を走らせるのは、危険としか言えませんが。

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2024/08/07

300万円投資し90万円含み損…動揺隠せない個人投資家「老後資金はどうなるのか」_読売新聞

300万円投資し90万円含み損…動揺隠せない個人投資家「老後資金はどうなるのか」_読売新聞

300万円投資し90万円含み損…動揺隠せない個人投資家「老後資金はどうなるのか」
読売新聞 2024/08/06 06:36
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240806-OYT1T50021/

 いや、老後資金を株式投資に回すこと自体が禁忌でしょう。
 金融教育がない状態で、国民に投資しろというと、こういう人が出てきてしまう。

 自己責任の部分が大半、なのはその通りなのですが。
 こういう人たちは、江戸の仇を長崎で討つをやりがちですしねぇ。

 で、昔、エンロンショックがあって、MMFが初の元本割れがあった時の話。
 某証券会社支店長さんに、体験談として聞く機会ありました。

 電話が鳴り止まなくて、ワンワン鳴っていて。
 気がついたら、病院のベッドだったそうです。

 似たような人たちが、今頃各地にいそうですねぇ。

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2024/08/02

安価なサプリメントを摂取することで高齢者の脳機能が高まることが判明、腸内改善にも効果的なサプリとは?_Gigazine

安価なサプリメントを摂取することで高齢者の脳機能が高まることが判明、腸内改善にも効果的なサプリとは?_Gigazine

Gigazine 2024年07月29日 08時00分サイエンス
安価なサプリメントを摂取することで高齢者の脳機能が高まることが判明、腸内改善にも効果的なサプリとは?
https://gigazine.net/news/20240729-cheap-supplement/

「イヌリンやフラクトオリゴ糖(FOS)といった、世界中の多くの国の店頭で入手可能な安価なサプリメントを摂取すると、60歳以上の人々の記憶力テストのスコアが向上することが示されました。」

 イヌリンって、聞いたことはあるけど、効果知らなかったなぁ。
 Amazonで見ると、下記がお勧めになっていた。

NICHIGA(ニチガ) イヌリン500g 新製法 植物由来 水溶性食物繊維 粉末タイプ 残留農薬検査実施済 [05]AMAZON
https://www.amazon.co.jp/dp/B00NEBU0MU/

 うーん、おっかさんのために買ってみますか。
 安いしね。

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2024/07/29

遺族厚生年金 子どもがいない夫婦の男女差なくす方向で検討へ_NHK

遺族厚生年金 子どもがいない夫婦の男女差なくす方向で検討へ_NHK

遺族厚生年金 子どもがいない夫婦の男女差なくす方向で検討へ
NHK 2024年7月25日 6時37分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240725/k10014522251000.html

「厚生労働省は、今の制度は夫が働いて妻を扶養するという世帯が多かったことを背景につくられたもので、共働き世帯が中心となっている実態にそぐわないとして、男女差を解消する方向で検討に入りました。」

「具体的には、配偶者が亡くなった時に60歳未満で子どもがいない人について、性別にかかわらず受給できるようにし、期間はいずれも5年間とする方向です。」

 なくすことの影響をいかに軽減できるか。
 簡単になくすだけにならないことを祈りたいところ。

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2024/07/02

<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活_ママスタセレクト

<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活_ママスタセレクト

ママスタセレクト 2024/06/17 猫田 カヨ
<義母、施設へ行って!>本人の納得って必要?「もう限界!」耐え続けるしかない生活【第2話まんが】
https://select.mamastar.jp/1100621

 施設入居、本人が抵抗すると施設は受入れてくれないのが現状。
 高齢者の意思の重視は大事ですが、日々支える家族の限界問題を誰が救うのか。

 現状だと100か0かの話になり、みんなが不幸になる。
 立法などで解決しないと、将来は遺棄問題が社会化するのを懸念します。

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2024/06/17

自転車運転していた高齢弁護士が転倒して死亡……実は福山で2人目か

自転車運転していた高齢弁護士が転倒して死亡……実は福山で2人目か

 福山の話なのですが。

広島 NEWS WEB
高齢男性が自転車で転倒して死亡 福山市
NHK 2024年06月15日 18時41分
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240615/4000026102.html

「14日午後7時半ごろ、福山市三吉町の市道で、近くに住む弁護士の心石舜司さん(78)が自転車を運転していて転倒しました。心石さんは事故のあとは意識があって家族と一緒にいたところ容体が悪化して市内の病院に搬送されたということで、事故からおよそ11時間たった15日朝、外傷性ショックで亡くなりました。」

 びっくりですが、1年半前にもやはり下記事件が。

水深6センチの水路で弁護士の男性(74)水死 柵の間から自転車で転落か
TBS 中国放送 2022年10月26日(水) 11:41
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/187827?display=1

「この事故で福山市 久松台に住む弁護士の 藤木賞之 さん(74)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されたということです。死因は水死だということです。」

「自転車も見つかっていることなどから、警察は、藤木さんが自転車に乗っていたところ、誤って柵の間から水路に転落したとみて、詳しい事故のいきさつを調べています。」

 弁護士に限りませんが、高齢者の自転車運転は危険ですね。
 最近、自転車も車並みの扱いし始めましたが、リテラシー普及を怠って法律だけ改正しているのは、行政の怠慢だと思います。

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