カテゴリー「詐欺」の582件の記事

2025/11/10

東京にまた地面師_読売新聞

東京にまた地面師_読売新聞

 

東京にまた地面師…文京区の土地とビル2棟を10億4500万円で購入希望者から詐欺未遂容疑

読売新聞 2025/11/01 20:20

https://www.yomiuri.co.jp/national/20251101-OYT1T50144/

 

「発表によると、2人は6~8月、文京区白山の土地(計約300平方メートル)とビル2棟の所有者らを装い、これらを10億4500万円で購入しようとした不動産会社代表の60歳代男性ら2人に対し、偽造の不動産売買契約書や健康保険証を示した上で、手付金として現金500万円を詐取しようとした疑い。」

 

 地面師って、まだまだ生きているんですね。

 未遂に終わってよかった事案ですが。

 

「取引の場にいなかった女性との接触や物件の内覧を両容疑者に断られたことを不審に思った男性らが女性と面会し、うそが発覚した。」

 

 なるほど、用意周到さにかける事案だったのかもですね。

 

「同庁に昨年相談があった別の土地取引を巡るトラブルでも両容疑者の関与が浮上しており、同庁が関連を調べている。」

 

 あぁ、まだ余罪ありそうなんだ。

 うまそうな話に釣られる人ってのは、跡を絶ちませんしね。

 

 こういうときに、AIがそばに立っていて。

 「それ詐欺かもですよ」と警告してくれる時代、もうじき来るかなぁ。

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2025/10/22

火災保険元調査員が全国で保険金目的の放火を繰り返しか_産経新聞

火災保険元調査員が全国で保険金目的の放火を繰り返しか_産経新聞

 

200万円の岐阜の古民家、火災保険で7300万円に焼け太り エース調査員の黒い錬金術

産経新聞 2025/10/15 18:44 倉持 亮

https://www.sankei.com/article/20251015-5T7K4VXANJL7HEJZQEY4ARFZZY/

 

 農業協同組合(JA)が共済契約による詐欺に引っかかった事件なのですね。

 

 岐阜県警によると、(略)容疑者らは4年5月に木造2階建ての古民家を200万円で購入。建物だけで最大6千万円を保障する共済契約を地元の農業協同組合(JA)と結んだ。

 

 その3カ月後、古民家に放火して延べ約300平方メートルを全焼させ、保障の満額に加え、片付け費用や見舞金などを受け取ったとされる。JAからの委託で火災原因を調べたのは損保リサーチ社。(略)容疑者は当時まだ同社に在籍していたが、調査は別人が担当した。

 

 産経新聞の記事タイトル通り、まさに錬金術ですね。

 で、記事では、この錬金術が可能になった背景について、保障額の設定方法を解説。

 

なぜ200万円で買った古民家に高額な共済をかけることができたのか。実は火災共済や火災保険では、保障(補償)額を時価で決めてしまうと、建て替えの費用がまかなえない事態が生じうる。そのため、保障額を再取得価額で決める方法が一般的になっている。

 

 そして、再取得価額は、対象物件が建築時の建築費等を参考にするものの。

 不明の場合は、平米当たり建築単価に面積を乗じて計算するのだと。

 

 しかし、築年数が古い物件だと、実際購入額と保障額に乖離が生じてしまう。

 保険詐欺に使われる危険性が高いわけですね。

 

 大手損保だと「購入額の数十倍を支払うことになるような契約は、自社なら受けない」のだと。

 

 では、JAの場合は、こういう対応しなかったのかですが。

 "「時価が再取得価額の50%未満の場合、加入限度額は時価」との基準を設けている"のだと。

 

 ところが、ここでいう「時価」が曲者で、市場価格そのものではない。

 再取得価額から経過年数に応じた償却費を控除して計算したものを時価としているのですね。

 

 結果、JAの場合、購入額が共済契約締結上の障害にならなかった。

 

「購入額が200万円だった岐阜の古民家も、計算上の時価では「再取得価額の50%未満」という要件に該当しなかったとみられる。」

 

 なるほど、再取得価額と現在の購入可能額との乖離が大きな物件を狙えばよい。

 ある程度経験がある人間だと、やりやすいわけですか。

 

 で、実際に犯行グループは、各地JA共済で同様の事件を繰り返していたと。

 これ、他にも同様の事件で発覚していないものがあるのかもですね。

 

 さて、記事では最後に、損保契約について中央大学平澤敦教授のコメントを掲載。

 その中で、平澤教授は、損害保険における火災保険の特殊性を指摘。

 

「実際の損害ではなく、再取得価額までをカバーする火災保険は、損害保険の中でも特殊な契約だ。」

 

 損害保険の中でも鬼っ子なんですね、なるほど。

 損害保険契約制度を理解する際の視点として、覚えておきたいな。

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2025/09/29

広告に「国が認めた」を許してよいのか_読売新聞

広告に「国が認めた」を許してよいのか_読売新聞

 

消費者金融4社、「債務整理」巡り弁護士と司法書士全国団体に意見書…依頼者との面談怠り手続きと指摘

読売新聞 2025/09/22 07:03(林信登)

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250922-OYT1T50035/

 

 過払い金業務で食えなくなった弁護士・司法書士が、債務整理業務に流れるも。

 

 「弁護士や司法書士と面談がなく、自己破産の選択肢が十分に検討されずに任意整理で長期間返済を続けさせられたケースが多かった。手数料などを請求されて負担が増した人もいた。」

 

 との酷い対応被害の話が寄せられていると。

 悲惨な事例の1つが下記。

 

広告に「国が認めた」信じ

 「国が認めた救済措置で大幅に借金を減額できる」

 

 大阪府内に住む契約社員の男性(67)は昨年5月、SNSで府内の司法書士事務所の広告を目にした。

 

 借金が400万円以上あり、債務整理を依頼したが、司法書士と対面の面談はなく、数分間のビデオ通話だけだった。任意整理の費用などで、毎月の負担は8万円から10万円に増え、4か月後、返済できなくなった。別の司法書士に相談し、現在、自己破産の手続きを進めている。「立場を悪用し、困っている人を苦しめるのは許せない」と憤っている。

 

 広告の「国が認めた救済措置」が何を指しているかは不明。法務省や金融庁によると、自己破産は破産法で規定されている一方、任意整理に特化した法律や国の制度はない。

 

 そろそろ業界の自主規制に任せるのは無理という感じですね。

 何か事件を契機に、弁護士・司法書士の活動を規制する法律を作ろうという声が出てくるのは、もう目の前に見えます。

 

 本来、その前に、日弁連なり日司連が抜本対策を打ち出すべきですが。

 それで食べている会員がいる以上、問題はそう簡単ではない。

 

 でも、何も動かなければ、最後に、金融庁などが強烈な手段を出してくる。

 それが、これまでの節税保険勧誘などでの流れなのですが。

 

 日弁連は、以前から、成年後見での横領問題対応を見ても。

 自己規制には消極的態度が目立ちますので、無理っぽい気がします。

 

 その意味で、本当は、日司連に期待したいのですが。

 こちらも、最近の副会長問題ダメージなどもあり。

 

 金額一定以下のものだけを扱える構造ということもあり。

 主導的な立場を日司連に求めるのは酷かもしれません。

 

 ただ、弁護士にせよ司法書士にせよ、市民のトラブルを解決する職業だけに。

 倫理に係る問題の強化は、割けられないような気がします。

 

 会計士の倫理教育は、どの程度の効果があるのか、正直わかりませんが。

 少なくとも、必須だという業界の意識はアピールできている気がします。

 

 その意味で、取り敢えず、会計士協会同様、自主的に倫理研修の義務化から。

 というのは、対策の1つかもしれませんね、あくまでも1つですが。

 

参考)

消費者金融4社、「債務整理」巡り弁護士と司法書士全国団体に意見書…依頼者との面談怠り手続きと指摘

読売新聞 2025/09/22 07:03(林信登)

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250922-OYT1T50035/

 

朝日新聞デジタル記事

成年後見人の弁護士が預金の540万円を流用 生活費や事務所費に

中山直樹2023年12月20日 18時12分

https://www.asahi.com/articles/ASRDN5TRDRDNTIPE00M.html

 

2千万円着服した元弁護士を起訴、成年後見人として管理

産経WEST 2023/10/27 20:00

https://www.sankei.com/article/20231027-QSCFIN5AQJKSJK6NJF37YNATMU/

 

成年後見人制度悪用、300万円横領容疑で会社役員を逮捕

産経WEST 2023/7/12 18:49

https://www.sankei.com/article/20230712-7BFTX46XWBPZXBVOSU2U3JVHVA/

 

成年後見人の立場利用し7200万円着服、京都弁護士会元副会長を在宅起訴

読売新聞 2023/04/05 07:28

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230331-OYT1T50007/

 

賠償金も流用、横領額2億4千万円超か 熊本の弁護士

産経WEST 2022/4/25 16:31

https://www.sankei.com/article/20220425-KY5KSR4K7RPOZFGTMX4I2BLQLA/

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2025/09/08

石破首相の言葉を信じて記事を書いたら読売新聞はどうなったか

石破首相の言葉を信じて記事を書いたら読売新聞はどうなったか

 

 例の「誤報」事件について、読売新聞が、検証記事を出しています。

 

首相「辞める」明言、読売「退陣」報道を検証…石破氏が翻意の可能性

読売新聞 2025/09/03 05:03

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250902-OYT1T50163/

 

「本紙は23日朝、首相が退陣表明の条件としていた関税交渉の妥結を踏まえ、首相の意向に変化がないかを改めて取材した。首相は退陣意向について「今日は発表しない」と述べつつ、「変わりはない」との認識を示した。こうした首相の発言から、進退に関する首相の意向を読者に伝える必要があると判断し、本紙は23日の号外で「月内にも退陣を表明する方向で調整する」と報じた。」

 

 それ以前も、退陣の方向であるとの取材裏付けがあって、これを出した。

 ところが、その後「翻意」したと。

 

 しかし、これ、本当に「翻意」だったのでしょうか。

 辞める気があったのなら、翻意ですが。

 

 辞める気がないのにであれば、それは翻意ではないですよね。

 

 後から振り返って、行動の一貫性という視点で見れば。

 最初から、ちゃぶ台返しすることが念頭にあったのではないかとの疑いを持ってしまいます。

 

 それにしても、思い出されるのは下記。

 

石破茂氏、「news23」で麻生太郎氏と亀裂した秘話を告白…「俺が一番つらい時に辞めろとは何だ!」

報知新聞社  2021/9/15(水) 7:53配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d0efd5de3486556507a8350cff5f73b566c3bf3

 

 自分が辞めろと他人に迫った過去がありつつも。

 自分が辞めろと他人から迫られるのをやめるように党員を「説得」。

 

 以前から、石破首相は、発言不整合の塊だと認識していましたが。

 今回、国民の多くは、そのことを痛感しているのではないでしょうか。

 

追記)

 今回、退任記者会見で、日テレが逆襲質問したと話題に。

 

日テレ平本氏による辞任タイミングへの質問

【リプレイ】石破首相が「辞任」を表明 午後6時から緊急会見 ──(日テレNEWS LIVE)

日テレNEWS 2025/09/07

https://www.youtube.com/watch?v=TLB3TaE3cIw#t=4h14m35s

 

 例によって、石破首相の回答は、回答になっていない気がしますけれど。

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2025/09/02

かつて「恥を知れ」と言った言葉が自分に帰ってくる

かつて「恥を知れ」と言った言葉が自分に帰ってくる 

 

 予想通りではありますが、退陣時期は語らなかったと。

 

石破茂首相「『石破らしさ』失い、多くの同志失った」退陣時期は明言せず あいさつ全文 

産経新聞 2025/9/2 14:53

https://www.sankei.com/article/20250902-G5KEYUOKABGTXNUXESHGA66HDQ/

 

「地位に恋々とするものでは全くございません。しがみつくつもりも全くございません。(略)それが私の責任であり、皆さまとともに、それを果たし、そして責任から逃れることなく、しかるべきときにきちんとした決断をするということが私が果たすべき責務である。このように深く思うものでございます。(略)」

 

 いや、以前のあなたの発言がなければまだしも。

 かつて、幹事長時代に、自分が語った言葉と整合性がとれるのか。

 

「恥を知れ」石破氏が総理批判・・・党首会談決裂で(12/10/21)

ANNnewsCH 2012/10/21

https://www.youtube.com/watch?v=6kXfwlYsYQ4

 

 みんな、ブーメランだと思っていますよね。

 

西城秀樹 ブーメランストリート

アダルト音楽 2021/05/28

https://www.youtube.com/watch?v=Oo6I5Oju_-g

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2025/08/27

ショートカットキーを使った操作での本人確認は従うな_共同通信

ショートカットキーを使った操作での本人確認は従うな_共同通信

 

不正な操作指示、感染狙う 「キー同時押し」にご注意

2025年08月21日 08時11分共同通信

https://www.47news.jp/13040513.html

 

「「私はロボットではありません」。そんな確認の手続きを装って利用者本人に不正なパソコン操作をさせ、気付かないうちにコンピューターウイルスに感染させるサイバー攻撃「クリックフィックス」が急増している。」

 

 最近、「クリックフィックス」という名前だけ聞いていましたが。

 操作を本人にさせる際に、「ショートカットキー」を指示されるのだと。

 

 図によると、「私はロボットではありません」という、よくある本人確認が出て。

 そこで、「Ctrl+V」とか「Win+R」とかを押してくださいと言われると。

 

 すると、

 

「三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏は「本人が操作するため、セキュリティーソフトで防げない場合もある。」

 

 なるほど、自分の操作でクリアさせちゃうんだ、怖いなぁ。

 

「被害が拡大しており、人間かどうかの確認でショートカットキーを使った操作を指示されたら従わないよう注意してほしい」としている。」(上記続き)

 

 つまり、_ショートカットキーを使った操作での本人確認は従うな、ですね。

 覚えておきましょう。

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2025/08/19

1億円の投資詐欺被害、さらに2億7500万円の被害_読売新聞 

1億円の投資詐欺被害、さらに2億7500万円の被害_読売新聞 

 

春に1億円の投資詐欺被害に遭った82歳男性、さらに2億7500万円だまし取られる…「自分はだまされないと思っていた」

読売新聞 2025/08/11 09:48

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250810-OYT1T50151/

 

「発表によると、投資を趣味にしていた男性は今年5月頃、投資を勧める二つのLINEグループから招待が届いたため両方に参加。」

 

 LINEグループって、関係ない人にも招待送付できるのでしょうか。

 この点がちょっと気になりますね。

 

 詐欺側は、何らかの方法でLINEのIDを入手していて。

 それを使って、招待したということでしょうか。

 

「投資アシスタントの女性をかたる人物から「株を買うのは抽選になる」「倍率がとても高い」「当選したので入金して」などというメッセージをそれぞれ受け取り、7月24日までに計23のインターネット口座に36回にわたり送金した。」

 

 36回送金の途中では、利益グラフを見せ、引き出しには手数料が必要と言い。

 そこで不審に思って家族に相談して、詐欺に気がついたのだとか。

 

「男性は今春にも同じ手口で約1億円の詐欺被害に遭っており、同署に「投資詐欺の存在や手口は知っていたが、自分はだまされないと思っていた」と話したという。」

 

 騙される人は、皆そう言うんですよね。

 

 騙されない人は、自分が騙されるかもと考えているので。

 今騙されていないかと、常に美味しい話に猜疑心が働きます。

 

 しかし、騙される人というのは、美味しい話を探しているので。

 飛びついてしまって、警戒水準が低くなりやすい、

 

 そして、このように2回目騙されても、自分は騙されないと思っていたと。

 残念ながら、この人がレアというわけではないことは、知っておくべきでしょうね。

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2025/08/07

懲戒手続き中の弁護士死去 事務所の破産手続き開始_朝日新聞

懲戒手続き中の弁護士死去 事務所の破産手続き開始_朝日新聞

 

朝日新聞記事

実績偽り懲戒手続き中の弁護士死去 事務所の破産手続き開始 名古屋

石垣明真2025年7月26日 7時00分

https://www.asahi.com/articles/AST7T2RBTT7TOIPE00BM.html

 

「名古屋市中区の弁護士法人「丸の内国際法律事務所」について、愛知県弁護士会は24日、名古屋地裁が同日付で破産手続きの開始を決定したと発表した。この事務所は、投資詐欺の被害者から事件を受任する際、被害回復できた実績があるとうその説明をしたなどとして、懲戒手続き中だった同会所属の(略)弁護士が唯一の社員だったが、6月に病死。法人の清算手続きで債務超過の状態だったと判明したという。」

 

 えーっと、

 

「投資詐欺や国際ロマンス詐欺などの被害者に対し、被害金が回収できる可能性が高いと誤信させて、多くの事件を受任していた」

 

 って、要するに、騙される人間は騙しやすいという法則をモロ悪用しているんですね。

 

「清算手続きの中で、依頼者の情報が整理されていなかったことも判明。数百人の依頼者がいるとみられ、負債総額は多額と見込まれるものの、着手金などが返金されるかどうかは「現時点で全くわからない」(同会)としている。」

 

 弁護士会が、自治に介入されるのを嫌がるのであれば、ちゃんと対応してほしいですね。

 というか、定期的に身元チェックする制度が、弁護士も必要な時代なんじゃないかな。

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2025/08/02

セクハラ防止活動の弁護士からセクハラ被害事件の顛末_毎日新聞

セクハラ防止活動の弁護士からセクハラ被害事件の顛末_毎日新聞

 

セクハラ防止活動の弁護士からセクハラ被害 俳優の女性、和解成立

毎日新聞 2025/7/28 17:03(最終更新 7/28 17:03)【安元久美子】

https://mainichi.jp/articles/20250728/k00/00m/040/160000c

 

 以前話題になっていた事件ですね。

 

「セクハラ防止活動に取り組んでいた(略)弁護士=第二東京弁護士会=からセクハラを受けたとして、舞台俳優の女性が(略)弁護士に1100万円の損害賠償を求めた訴訟は、東京地裁で和解が成立した。女性側によると、(略)弁護士が女性の意思に反して性的関係を持ったことを認めて謝罪し、解決金を支払う内容。解決金の額は非公表。5月20日付。」

 

 先日のコカインを相談者に勧めた「日本駆け込み寺」事務局長とか。

 数年前の覚醒剤使用による少女への性交強制疑惑の神戸教会牧師だとか。

 

 もっと前に遡れば、差別の否定なんてうたっていたデイズ・ジャパン。

 元発行人がスタッフに性暴力やパワハラ行使していたなんてのもありましたね。

 

 皆さん、他人には、自分たちは善いことをやっていると主張するのですが。

 その実、身内にはとんでもないことやっているって、ありふれたパターン過ぎますね。

 

 で、少年少女や被害者に寄り添うと言いながら、食い物にしている人たち。

 今回の弁護士事件だって、その1例に過ぎないと言えなくもないのではないでしょうか。

 

 こういう立場の悪用者に対して、より重いペナルティを課す制度、必要ですよね。

 信頼を裏切って「やり得」に思わせない、社会の仕組みが必要ではないかと。

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2025/07/24

24時間テレビへの寄付金着服、元局長に執行猶予付き判決_朝日新聞

24時間テレビへの寄付金着服、元局長に執行猶予付き判決_朝日新聞

 

朝日新聞記事

24時間テレビへの寄付金着服、元局長に執行猶予付き判決 鳥取地裁

清野貴幸2025年7月17日 18時00分

https://www.asahi.com/articles/AST7K2STCT7KOXIE040M.html

 

「日本テレビ系のチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金など計約480万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われた系列の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の元経営戦略局長の男(55)の判決公判が17日、鳥取地裁であった。安西二郎裁判官は懲役3年執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。」

 

 これ、どうして執行猶予がつくのでしょうね。

 公益的行為に対する著しい侵害であり、執行猶予ってどうもピンとこない。

 

 最近の裁判って、異常に厳しいと思える判決もちらほら出ますが。

 こういう甘いと思える判決もまだ出ているのですよね。

 

 人間は間違えることがあるから、更生の道は必要だというのは。

 分かる部分もありますが、ジャンルによるだろうと思うのですが。

 

 まぁ、こういうのも含めて、裁判の結果はわからない。

 まさに盟神探湯の世界だ、と認識するしかないのですかねぇ。

 

 ただ、この事件で、そもそもチャリティを謳いつつも。

 その浄財をきちんと管理する意識が当事者になかったことがはっきりしてしまいました。

 

 最近、NPOなど公益団体でトラブルが増えているのは。

 こういう「いいことだ」を我々が素直に信じすぎたせいもあるのかもなと。

 

 いや、素直に人を信じるのは良いことだという価値観の人には起こられるかもしれないのですが。

 信じるためには、そしてそれを他の人に勧めるためには、一定の保障の仕組みが大事なんだと、そろそろ世の中認識すべき時期かなと。

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