カテゴリー「日本語」の13件の記事

2022/04/15

不意に出る あのことばづかいに注意!(NHK)

不意に出る あのことばづかいに注意!(NHK)

不意に出る あのことばづかいに注意!
NHK 2022年04月04日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu873/


美土路雅子さん)最近多いのが「とか」。「とか弁」って言うそうです。
例えば、OBOG訪問の前に電話をかける時に「ご都合とかよろしいでしょうか」ってつい言ってしまうんですね。

学生)言ってしまいます。


 「とか弁」ってあるんだ……。
 しかも、学生さんが「言ってしまいます」だから相当拡散しているのですね。

 「私的には」も、今や、普通に使う学生さんたちが増えているのだと。
 昔は本来の表現ではないとわかって使っていた筈ですけどねぇ。

 で、気になったのは下記。


学生)ありのままの自分を見せることが、相手にも人柄を想像してもらえるんじゃないかなって思うのですが・・・
ありのままのことばづかいは、やっぱりよくないんですか。


 今の自分を受け入れてくれる人を家族として見つけるのは大事かもしれません。
 しかし、ビジネス・仕事でそれを相手に求めるのは勘違いでしょうね。

 もし、それでも求めたいのなら、

 「なら、あなたはどれだけの貢献ができるのですか?」

 との質問に、どう答えるのか、ということになりますね。
 対価を伴うお仕事、ビジネスですから。

 ここで、特別な貢献をできるというのが相手にわかれば。
 「特別待遇」もありでしょう。

 逆に言えば、それができないのなら、「ありのままの自分」は押し付け。
 相手に自分を認めろと強要しているということの自覚が必要。

 この学生さんは、そこらが無自覚ですね。
 恐らく、この先どこかで躓くんじゃないかなと心配です。

 そして、同じ勘違いをしている学生さんたちは結構いるのではないかとも。

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2022/01/05

算用数字を使う横書きでは「○か所」「○か月」と書く(新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告))

算用数字を使う横書きでは「○か所」「○か月」と書く(新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告))

「新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)」について
文化庁 令和3年3月12日
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/92882602.html

 こういうものが出ているのですね。

新しい「公用文作成の要領」に向けて(報告)
令和3年3月12 日 文化審議会国語分科会
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/92895101_01.pdf

 へーってものも、そうだねってものもありますが。
 個人的には、下記が気になっていたので、今後採用しようかと。


ケ 算用数字を使う横書きでは「○か所」「○か月」と書く

 常用漢字表には「箇」が採られているが、横書きで算用数字を用いる場合には「3か所」「7か月」と平仮名を用いて書く。一般の社会生活でよく使われる「3ヶ所」「7カ月」といった表記はしない。

 なお、概数を示すために漢数字を用いる場合には、「数箇所」「数十箇所」のように「箇」を使って書く。また、「何箇所」「何箇月」なども「箇」を用いる。同様に、縦書きで漢数字を用いる場合には「三箇所」「七箇月」と書く。これを横書きで引用するときには、「3か所」「7か月」のように直す。
(必要に応じて、元の縦書きにおける表記と同じにすることもある。)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/92895101_01.pdf#page=22


 まぁ、公用文としての書き方なので、普段使いはどうなのかもですが。

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2021/11/06

タイトル・見出しをつける訓練を何故させないのだろう

タイトル・見出しをつける訓練を何故させないのだろう

 一般の新聞などはもちろんのこと。
 税務雑誌などを見ても、タイトル・見出しがダメという例は多いですね。

 インパクトのために捏造めいたタイトルやるのは論外ですが。
 そうでなくても、タイトル・見出しが文の要約機能であることを失念していると思しき例は少なくない。

 社会人を意識した国語教育の基本は、文章の要約である。
 そのように言っても良いように思います。

 逆に言えば、そのような能力の欠如が、誤解を生み出して。
 間違った内容の記事を作り出してしまうことが多いのでしょう。

 理想論めいた価値観を人に押し付ける前に。
 堅実に、国語能力を磨くように、教育を推し進めるべき。

 自分にできることはなんだろうなと、時々考えます。

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2021/02/04

英語が超ラクになる「日本語との決定的な違い」 _ごく普通の外国人・がっちゃん_YouTube

英語が超ラクになる「日本語との決定的な違い」 _ごく普通の外国人・がっちゃん_YouTube

英語が超ラクになる「日本語との決定的な違い」 ※ 学生必見
ごく普通の外国人・がっちゃん 2019/02/24
https://www.youtube.com/watch?v=S3thYbsitJk&feature=youtu.be

 なるほど。

 英語は結論からというのが、そもそも言語構造となっている。
 日本語は、結論が最後の最後でも構わないでしょと。

 そうか、英語を学ぶことで、日本語を再発見するのは単に基準を持つだけではなく。
 日本語そのものの論理構造のわかりにくさを意識できるからなのですね。

 言われると、エウレカって感じです。

 それにしても、この動画でしゃべっているのが韓国人の方だというのが。
 まったく信じられないレベルの日本語ですなぁ。

 学生必見かどうかは別にしても、英語を少しでもわかりたいと思う人なら。
 是非視聴すべき動画でしょうね。


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2021/01/21

アエラ記者における日本語読解力の欠如の証左

アエラ記者における日本語読解力の欠如の証左

 見出しって、その文章の要約なんだって、そもそも知らないんでしょうね。


深澤友紀@yuki_fukazawa18
返信先: @hiroko_TBさん
ご指摘の通り、今回に限らず見出しは記事の一部を切り取って作ります。見出ししか目にしない方のことをもっと想像すべきでした。
医師1726人中「接種する」(31.4%)「ワクチンの種類によっては接種する」(27.3%)と6割近くが接種に前向きで少数派は「接種しない」(11.8%)です。この件編集部で話します
午後0:10 2021年1月21日 Twitter for iPhone
https://twitter.com/yuki_fukazawa18/status/1352091247305867265


 この方は、アエラ記者で、元は沖縄の新聞記者だったとか。
 つまり、ずっとこの水準の日本語読解力で、新聞記事出していたのだ。


深澤友紀@yuki_fukazawa18

週刊誌AERAの記者をしています。2018年3月に『産声のない天使たち』(朝日新聞出版)を出版しました。雑誌記者になる前は、沖縄で約8年間新聞記者をしていました。

https://twitter.com/yuki_fukazawa18


 以前、「朝日新聞のいいところ、悪いところ」で、私は下記のように書きました。


 私は基本、朝日新聞には批判的です。
 教育者達となかば結託して「受験に出る」を連呼していたのも大嫌い。

 その割に日本語読解力が下の下で。
 「なんでそう読めるの??!」連発で、誤解に基づく記事乱発。

 日本語読解力が問題なければ、そうは読まないというものを。
 無理筋の読み方で、違和感を感じないのは、正直ひどい。

 多分、普段、文章を書くプロを自認しているだけに。
 全く本人たちは無自覚なのだと思いますけれど。


 アエラと朝日新聞は違う、という人がいれば別ですが。
 以前書いた理解が、そのままだったよね、という感じです。

 いや、これに限らないんだけどさ。

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2021/01/12

ニュアンスに依存せずウソにならない肢を探せ_センター入試国語

ニュアンスに依存せず ウソにならない肢を探せ_センター入試国語

令和2年度本試験国語問題(大学入試センター)
https://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00038413.pdf&n=2020-%E5%9B%BD%E8%AA%9E-%EF%BC%A8%28HP%EF%BC%89.pdf

 久々に受験現代文問題を読んでみて、自分の実力、現状どうなのか試しました。
 第1問の問2・問3の肢選択問題だけですが。

 いや、しっかり間違いました。
 で、反省ですが、選択肢問題の構造について、大昔の知識を忘れていました。

 正解肢は、ニュアンスで探すと間違い。
 あくまでも、意味内容に間違いがない文章が正解。

 そして、それは、いかにもピッタリのニュアンスのものではなくて。
 ニュアンスはちょっとズレているが、「間違いを含まないもの」なのですね。

 逆に言えば、ニュアンスは近いけれど、間違いを含むものが混ぜてある。
 それをいかに排除するか、というのが受験における国語問題の解き方。

 ニュアンスに依存せず、間違いの有無だけで判断するのがポイント。
 そこを頭においてから、再度読み直せば、引っ掛けが分かりますね、うん。

参考)
東進セミナー令和2年度センター試験国語解答
https://www.toshin.com/center/kokugo_ans.html

東進セミナー令和2年度センター試験国語解説
https://www.toshin.com/center/kaisetsu/kokugo_k.pdf

 蛇足ですが、上記の点を頭に入れてから、下記を見ると。
 問1・問2ともに、正解でした。

【現代文】第四講 論理語の正体を見極めよ!~驚愕! こんなにも主観的に読んでいた!~
出口汪の学びチャンネル 2020/07/24
https://www.youtube.com/watch?v=I-MVtQQrayA
 
 出口先生の言う主観というのが、私のいうニュアンスかと。
 で、直前直後の接続詞に注目しろは、なるほどですね。

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2020/11/06

「きちんと説明すべき」とは

「きちんと説明すべき」とは

 結構、無意識に使ってしまう言葉だが、厄介な言葉。
 そのうちの1つが「きちんと」でしょう。

 何をもって「きちんと」なのか。
 実は、言っている人間自身が、明確に意識していない。

 「明確に」の意味なのか。
 「ルールに準拠して」の意味なのか。

 あるいは両方の意味なのか。
 それとも、違う意味を込めているのか。

 ちなみに「丁寧に」だと、ほぼトートロジー。
 だと、以前から思っているのですけれど。

 多いですよね、「きちんと」を使う人。
 私自身は、できるだけ使わないようにしています。

 どうしても使うことがないわけではありませんが。
 少なくとも、議論の文脈で「きちんと説明すべき」は使わないつもりです。

 しかし、新聞やテレビ、あるいは周囲でなにか言っている人たちの中には。
 「きちんと説明すべき」多用者があまりにも目立ちます。

 そういう人たちに、是非聞いてみたいですね。
 あなたは「きちんと」ってどういう意味で使っているのと。

 いや、無自覚だとわかって聞いているので、嫌味にしかなりませんが。

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2020/06/18

「僕、さわるとうつるので、これを消毒してください」がそもそもアカンでしょ(産経WEST)

「僕、さわるとうつるので、これを消毒してください」がそもそもアカンでしょ(産経WEST)

「僕サーズ」聞き間違えられ逮捕「時勢が悪かった」
2020.6.17 11:30 産経WEST

 これ、結構逮捕された本人を擁護する人が多いのですが。

「当日、男性は現金を振り込むためにコンビニに来店。支払いの際、レジにいた女性店員に「僕、さわるとうつるので、これ(払い込みのためのチケットと紙幣)を消毒してください」と伝えた。」

 コロナの話抜きにして、そもそも、これをコンビニ店員にいきなり言うことが非常識でしょう。
 説明そのものが情報を省略しすぎで、相手に不親切極まりない。

 結果として、最悪の事態に繋がったのですが。
 しかし、これでコンビニ店員を責めるなら、先に本人を責めるべきでしょう。

 あまりにも、言葉が足りなさすぎです。
 必要な配慮が本人にないのに、相手に配慮を求めすぎ。

 ただでさえ、コンビニでは、咳をするのにマスクしない人が徘徊したり。
 平素から、恐怖心を煽られている状況下にあった筈です。

 実際、そういう若者や老人を何度か見ました。
 店員さんに変な誤解を与えない配慮が、どうして利用者はなくてよい前提なのか。

 牽強付会と言われるかもしれませんが。

 医療関係者たちの精神状態を考慮しない一般人の多さに、私、普段から辟易しているので。
 余計にそう思ってしまうのかもしれません。

 少なくとも、私が店員だったら、してくれと言われた前提は、コロナの話だと聞くでしょう。
 上記の言葉は、今の状況下で、省略して言うことが、そもそも許されない筈です。

 医療の件で付言すれば、産科の医師が激減して、病院が出産を受けられなくなる世の中は。
 2004年に起きた、例の医師逮捕事件から始まっているわけです。

 最終的には無罪になったとは言え、そこまでにどれだけの苦難があったか。
 回復不能のダメージも相当あったでしょう。

 そして、自分の身を守れない職業を選ぶ人が増えるわけがない。
 当時危惧された通り、産科医を目指す人達はどんどん減っていった。

 国のせいや、医者のせいではなく、自分をさておいて過剰な配慮を求める人たちのせいだ。
 そこまで言ったら怒られるのでしょうか。

 だけど、人間は機械じゃないから、機械と同じ精度なんて最初から無理。
 どうしてこういう事態が招来されたのか、文句を言う人達は、きちんと考えるべきだと思います。

 

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2020/01/28

違和感の正体は何か

違和感の正体は何か

 以下は、純粋な日本語の問題、という理解で。

仙台高裁、岡口裁判官の懲戒申し立て 「FBで遺族侮辱」―異例の2度目
時事通信 2020年01月27日18時55分

「遺族が同判事を国会の裁判官訴追委員会に訴追請求したことを取り上げ、『遺族は俺を非難するよう洗脳された』などと投稿した。」

 下記で、これについてのご本人のコメントがあります。
 ただ、何度読んでも、違和感を感じる文章です。

 (略)

 その後,遺族の方々と東京高裁との交渉が続きましたが,それを経て,遺族の方は,「本件判決書がネット上にアップされることは何ら問題がない。事件のことを世の中に広く知ってもらい,今後のために役立ててもらうことは被害者としても望ましい。」という趣旨のコメントを出しました(毎日新聞が報道)。

 ところが,このように本件判決書の掲載について遺族の方々の理解が得られたにもかかわらず,東京高裁は,私が本件ツイートをしたことについて厳重注意処分としました。

 (略)

2019-11-18 「洗脳発言」報道について
分限裁判の記録 岡口基一

 遺族の方は、東京高裁での判決書ネット掲載に理解を示した。
 しかし、コメントを付けてツイートすることに理解を示したと同義ではないですね。

 なのに、なぜ、上記の文章で「ところが」という接続詞がついているのでしょうか。
 というか、いつのまにか「このように」で、遺族は全面理解した前提になっている。

 結論から言えば、この文章には、論理飛躍がありますね。
 それが違和感の正体。

 厳しく言えば、本来使えない接続詞で無理につないだことで。
 その後に、自分に引き寄せた流れの論述につなげようとしていると見える。

 いや、別に私が指摘するまでもない話だと思うのですけれど。
 誰も突っ込まないのか、不思議でしょうがなくて。

 あ、あくまでも、日本語の問題です。
 法律素人である私に、それ以上のコメントをする能力はないのですから。

 

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2019/10/03

文章作成では、いきなり書き出さず、骨子から作ることが肝要

文章作成では、いきなり書き出さず、骨子から作ることが肝要

GIGAZINE 2019年09月30日 07時00分サイエンス
科学者が小説家から学んだ「よりよい科学論文を書くいろは」を学術論文雑誌のNatureが紹介


 ふと見たGIGAZINEの上記記事には、ポイントが17も挙げてあるのですが。
 確かに、全部大事と言えば、大事です。

 しかし、よく読むと、1から4はあることの派生論点であると分かります。
 それは、文章作成では、骨子を意識する、ということ。

 私が以前、掛川雅仁先生から教わったことで大事な、文章作成技術があります。
 それは、文章は、いきなり書き出さず、骨子から作る、ということです。

 正直、最初は非常に難しいです。
 トレーニング期間が必要で、すぐに骨子から文章には困難。

 ただ、これができるようになると、文章を書くのが非常に楽になります。
 何か書けと言われて、短いものならすぐに書けるようになったのはこのおかげ。

 論理を意識しなければ、ブロックは繋がっていかない。
 これを意識できるのも、骨子から文章を考えるトレーニングのお陰です。

 また、文字通り、骨に肉を付けていくのですから、大事なことの漏れはない。
 あとは必要な補充を、要求された文書の量に合わせて調整していく。

 で、どうやってトレーニングしたのか、今は当時の正確な記憶がありません。
 でも、今自分で考えて見ると、恐らく、逆の作業が有効だろうと思います。

 つまり、既に書かれた文章を、自分なりに、3つ程度のポイントに要約する。
 前提として文章がクズではダメですし、ポイントも敢えて3つ程度に絞ります。

 このトレーニングにより、文章をブロックで見ることが可能になってきます。
 ブロックは、3つ程度に分けるのが、上記のポイントとも対応しています。

 起承転結を、「起承」「転」「結」あるいは「起」「承転」「結」等に分ける。
 そんなイメージでしょうか。

 ま、このブログは、「文章」とは思っていませんので。
 まとまり単位で書いてあるだけですけれど。

 振り返って、約15年前に、この機会をくれたT&Amaster耳より情報。
 そしてそれを企画した、taxMLの関根稔先生、支援された掛川雅仁先生には感謝です。

 あの時代がなければ、今頃自分はどうなっていたんだろう、って死ぬほどあります。
 もちろん、今一緒に勉強している仲間達にも、感謝しかないのですが。

 私は、私だけの力で今を生きているのではなく。
 周囲の善意に支えられて生きている、日々そう思います。

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