notionのリレーションとロールアップはセットで行う必要あり
なんか分かりづらいと思っていた、notionのリレーション。
理由は、リレーションは単にテーブル間の関連付けだと分かってなかったから。
いや、文字通りなのですが、他のソフトの挙動とは違う。
普通は、リレーションというと、テーブル参照とフィールド参照まで行うから。
ところが、notionの場合、リレーション・ロールアップが一体化していない。
過去に、別のアプリ触っていると、この点が災いして、謎でした。
実は、notionにおけるリレーションは、テーブルを結びつけるだけ。
正確に言えば、テーブルの既定値「名前」だけを参照します。
これが何故分かりづらいかというと、リレーション作業を行うのは。
タイトル以外の任意フィールドで作業しているからです。
てっきり、作業フィールドが紐づくのかと思うわけですが。
そうではなく、テーブル間を既定値「名前」で橋渡ししただけ。
よって、既定値「名前」以外のフィールドを参照するには追加作業が必須。
それがロールアップで、まさに参照ですね。
notionのリレーションとロールアップはセットで行う必要あり。
これが結論となります。
ちなみに、何故こうなるかの考察ですが、前提知識が必要です。
実は、notionでは、フィールドの既定値「名前」は削除できません。
プロパティ変更もできず、「タイトル」固定になっています。
つまり、notionではこれが必須フィールドになっているわけです。
リレーションでは、タイトルを参照できるようになります。
つまり、既定値「名前」のプロパティ(属性)です。
タイトル以外のプロパティつまりフィールドは追加作業で。
ロールアップで参照するフィールド指定して使えるようになると。
分かってしまえば、それだけのこと。
しかし、動画や各種サイト見てもよく分からずモヤモヤでした。
何故皆さん、こういうの気にせず使えるようになるんだろうなぁ。
で、上記を書いてブログに入れる前に、notionは、formula2.0を発表。
関数の扱いを大幅に変更するとともに、その際に、リレーションでのロールアップを不要とした模様です。
まだ試していないのですが、確認が楽しみです。
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