カテゴリー「税務」の663件の記事

2025/02/11

私が脱税!? 父の教訓、身辺整理はしっかりと 相続税に苦戦 森永卓郎さんが残した言葉_産経新聞

私が脱税!? 父の教訓、身辺整理はしっかりと 相続税に苦戦 森永卓郎さんが残した言葉_産経新聞

私が脱税!? 父の教訓、身辺整理はしっかりと 相続税に苦戦 森永卓郎さんが残した言葉
話の肖像画 経済アナリスト・森永卓郎<4> 
産経新聞 2025/2/4 10:00 岡本 耕治
https://www.sankei.com/article/20250204-42JTCCOS2JPT3FFV6H34EQ3VXY/?outputType=theme_portrait

「父は18年に脳出血で倒れて半身不随となり、23年の東日本大震災の直後に亡くなりました。」

「途中で介護施設に入りましたが、毎月の介護費用が40万円ちょっとかかる。父の年金じゃ全然足りない。父の口座の残高がどんどん減っていった。」

「父に「もうすぐお金なくなるよ」と言ったら、「お金はいっぱいある」と。」

「ただ、それがどこの銀行口座なのか分からない。父が「絶対にある。卓郎は稼いでるんだからとりあえず払っておけ」って言うので、ずっと立て替えていたんです。全部で多分、何千万円になったはずです。」

 この状態でお父さんが亡くなったと。

 で、何故、司法書士・税理士に依頼しなかったが不思議ですが。
 自分で全部やろうとしたのですね。

 その結果、銀行や役所で大変な思いをしたと。

「父親はあちこち転居していたので、追跡するのが本当に大変でした。一番もめたのが東京の文京区役所です。空襲で戸籍が焼失しているんですよ。銀行に「焼けて戸籍なんかない」って言ったら、「じゃあ区役所から『戸籍が焼失した』という証明書をもらってきてください」と。ところが区役所は「そんな書式はない」と。もう、板挟みです。」

「それだけで2週間ぐらい潰れました。ようやく書類をそろえ、結局9つの口座があることが判明しました。」

 自分が経済アナリストを名乗りつつ、他の専門家を頼るという発想がなかった結果ですね。
 いや、とても良い教材です。

 そして、一番は次かな。

「うちは何千万円のお金を立て替えていたのに、忙しくて領収書も記録も全然残していなかった。それで本来なら払わなくてよかった相続税を払うはめになったんです。」

「私の得た教訓は、親に自分の分は自分で払ってもらう。立て替えた場合は、きちんと領収書と記録を取っておかないと大変な目に遭いますよ、ということです。」

 おっしゃるとおりですね。
 税務だけじゃなく、身内の争いから自分を守るのも記録とエビデンスでしょう。

 さて、森永卓郎については、正直、主張の多くは疑問符でしたけれど。
 数年間の闘病生活の末のご昇天でした。御冥福をお祈りしたいと思います。

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2025/01/30

マンション修繕費4700万円を自分の口座に移動させ横領 元社員逮捕 総額9億円被害か_産経新聞

マンション修繕費4700万円を自分の口座に移動させ横領 元社員逮捕 総額9億円被害か_産経新聞

マンション修繕費4700万円を自分の口座に移動させ横領 元社員逮捕 総額9億円被害か
産経新聞 2025/1/21 17:42
https://www.sankei.com/article/20250121-755BCM77B5OF7BBWIS5Y6WBZOA/

「マンション管理組合の修繕積立金約4700万円を着服したとして、大阪府警は21日、業務上横領容疑で、マンション管理会社「ビケンテクノ」(大阪府吹田市)の元課長、(略)容疑者(68)=神戸市長田区苅藻通=を逮捕した。同社は約9億円の着服被害があったと公表しており、府警が関連を調べる。」

「逮捕容疑は令和5年6~10月、担当していた大阪市中央区のマンション管理組合の金融機関口座から、9回にわたり計約4759万円を払い戻して着服したとしている。」

「府警によると、同社は複数のマンション管理組合の出納業務を請け負い、通帳を保管するなどしていた。容疑者は通帳を使って自分名義の口座に現金を移動させていたとみられる。」

 同様の事件が起きていないと言い切れるか。
 危ないですよね、この業界、モラルがない人多いですから。

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2024/12/12

扶養の範囲と年収の壁_週刊T&A master

扶養の範囲と年収の壁_週刊T&A master

週刊T&A master(2024年11月25日号・№1052)

解説記事2024年11月25日
論考 扶養の範囲と年収の壁(2024年11月25日号・№1052)
神奈川大学名誉教授 葭田英人

 壁の種類を整理してくれています。

「3 扶養の壁

 (略)
(1)税制上の扶養の壁
 ① 100万円の壁
 (略)
 ② 103万円の壁
 (略)
 ③ 150万円の壁
 (略)
 ④ 201万円の壁
 (略)」

 201万円の壁ってのまであるのですね。
 で、これに加えて、社会保険の壁。

「(2)社会保険上の扶養の壁
 ① 106万円の壁
 (略)
 ② 130万円の壁
 (略)」

 世の中で、このあたり全部を意識している人って。
 どのくらいいるのでしょうね。

「扶養の範囲内での収入調整は、税負担や社会保険料負担の軽減につながるが、収入の伸びやキャリアアップを抑制し、長期的には世帯収入を下げてしまうことになる。」

 理屈として、それはそうなんでしょう。

 ただ、段差がデカすぎるのが問題なのだと思います。
 もはや、壁を壁に見えなくする対応が必要な時代なのではないかと。

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2024/11/01

国民案なら減税7.6兆円 「年収の壁」で政府試算_共同通信

国民案なら減税7.6兆円 「年収の壁」で政府試算_共同通信

国民案なら減税7.6兆円 「年収の壁」で政府試算
共同通信 2024/10/30(水) 21:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f84a82b119f6382371b1e458adbdfc0f4ae3f6a

「国民民主党が主張する「年収の壁」の103万円から178万円への引き上げのため、仮に所得税と住民税の基礎控除を現行より75万円引き上げた場合、国と地方の合計で年約7兆6千億円の税収減になる見通しであることが30日、政府の試算で分かった。納税者にとっては減税となり、税金が高い高所得者ほど効果が大きいとの試算も判明。納税者の手取りが増える恩恵の一方、公平感や税収減を補う財源などを巡り議論を呼びそうだ。」

 つまり、これまでの財務省のやり方の完全否定。
 ってことは、素直には通らないのでしょうけれど、どういう決着になるのか。

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2024/10/07

大昔にある税務雑誌の購読を止めた件

大昔にある税務雑誌の購読を止めた件

 もう20年以上前の話ですが。

 以前、私の父親の時代に、ある税務雑誌を購読していました。
 職員に回し読みさせるため、なのだったと想像しますが。

 初心者向けにもわかりやすく書いてある、というのは分かるのですが。
 内容には、時々、疑問符がつくものがあったわけです。

 で、ある税理士がシステムを開発して、その見学に事務所に行ったところ。
 そこで配られた事務所だよりを見て、ちょっとびっくり。

 それは、少し前に、その税務雑誌を見て、アカンと思っていたものを。
 丸写しして、自分のところの事務所だよりの一部にしたものだったのです。

 うん、もちろん、丸写しは論外クラスのダメダメなんですけれど。

 元の税務雑誌は、なんと、途中ぶった切り状態で、完結していない文だったんです。
 そんなものが印刷文書として出てくるのってどうなのと。

 それから、その税務雑誌の購読は、やめることにしました。
 いや、流石にひどすぎますからね。

 今でも、その雑誌は続いているようですが。

 出版社によって、校正のレベルには大きな差がある。
 そのことは、多分今も変わらないでしょうね。

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2024/07/11

市道として売却したのに市が所有権移転せず…男性に45年課税、訴え無視し差し押さえも_読売新聞

市道として売却したのに市が所有権移転せず…男性に45年課税、訴え無視し差し押さえも_読売新聞

市道として売却したのに市が所有権移転せず…男性に45年課税、訴え無視し差し押さえも
読売新聞 2024/07/06 15:46 (岩倉誠)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240706-OYT1T50046/

「男性によると、男性の父親が1979年11月、山林の一部だった15・57平方メートルについて、当時の石津栄一・川之江市長と土地売買契約を交わした。道路の山側部分の工事は、のり面をコンクリート擁壁にすることになり、工事完了後に市が用地面積を測量して価格を算出し、売買契約を確定させる約束だったという。」

「工事は82年度に完了。しかし、市は土地所有権移転手続きを行わず、「今は予算がないので次年度で実施する」と用地測量や移転登記を延期していた。」

「市建設課や税務課に「市道となった部分はもう民有地ではないから、工事前の面積で課税し続けるのはおかしい」と訴えた。」

「ところが、歴代の担当者は「今は測量調査の予算がない。来年度行う」「旧市時代の話で資料は残っておらず、工事が本当に行われたかどうかも疑問」と繰り返し、測量や課税額の修正に応じなかったという。」

「今年4月には納税催告書が届き、19年度から5年間分として、延滞金を含めて計135万800円を請求すると記されていた。男性が支払いを拒むと、5月に普通預金口座の現金32円を差し押さえられた。」

「そんな中、男性が6月に自宅倉庫を整理していたところ、当時の工事図面や工事請負契約書などが見つかった。関係書類を見た市建設部の石田暁裕部長らは「男性の言い分は事実だった」と初めて認めた。」

「男性は「そもそも現地調査と公図との照合で簡単に判明すること。固定資産税額を修正したくないから、資料がないことを理由に動かなかったとしか思えない」と憤っている。」

 川之江市(現・四国中央市)の市役所って。
 恐らく、他にも信じられない問題がありそうですね、この様子だと。

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2024/04/19

大企業や富裕層が税金対策に悪用する「ペーパーカンパニー」の所有者を見つけるコツをジャーナリストが解説_Gigazine

大企業や富裕層が税金対策に悪用する「ペーパーカンパニー」の所有者を見つけるコツをジャーナリストが解説_Gigazine

大企業や富裕層が税金対策に悪用する「ペーパーカンパニー」の所有者を見つけるコツをジャーナリストが解説
Gigazine 2024年04月04日 21時00分メモ
https://gigazine.net/news/20240404-tracking-shell-companies-secret-owners/

 これって、ネットのパスワード探しに近い部分ありますね。
 逆に言えば、ここに書かれていることは普段から意識すべきなんでしょう。

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2024/02/10

楽しみな通院 秋元秀仁氏_日経

楽しみな通院 秋元秀仁氏_日経

楽しみな通院 秋元秀仁
日本経済新聞 交遊抄 2024年1月8日 2:00 [会員限定記事]
(あきもと・ひでひと=西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 税務顧問)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC042CF0U3A201C2000000/

 秋元先生は雑誌「国際税務」でよく執筆されておられますが。
 西村あさひ顧問だったのですね。

 で、高校の同級生がかかりつけ医なんですね。
 なんかほのぼのかな。

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2023/12/12

大谷から提案 異例の「後払い契約」 ぜいたく税“節税”で生まれた余剰資金でさらに補強可能に_スポニチ

大谷から提案 異例の「後払い契約」 ぜいたく税“節税”で生まれた余剰資金でさらに補強可能に_スポニチ

大谷から提案 異例の「後払い契約」 ぜいたく税“節税”で生まれた余剰資金でさらに補強可能に
スポニチ[ 2023年12月11日 02:30 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/12/11/kiji/20231211s00001007038000c.html

「スポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1015億円)でドジャースと合意した大谷だが、年俸の支払いに「後払い方式」が採用されたのが特徴だ。大谷自らの提案で、球団は年俸総額の一部の支払いを退団後に回すことで、毎年のぜいたく税(球団総年俸が規定額を超えた場合に科される課金制度)の負担を減らせる。大リーグ公式サイトは「彼は自分の年俸が足かせにならないように後払いにすることで、チームの補強に生かせるようにしたかった」と指摘。チームの勝利を最優先する大谷らしい選択だった。」

 なるほど。
 これ、米国の税制の扱いは、どうなるんでしょうね。

 税金だけ先行して支払うという話にならないという前提がないと。
 恐ろしい話になるので、当然、確認済みなのでしょうけれど。

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2023/10/11

自民 世耕氏 “税収増を還元 法人税や所得税の減税が有効”_NHK

自民 世耕氏 “税収増を還元 法人税や所得税の減税が有効”_NHK

自民 世耕氏 “税収増を還元 法人税や所得税の減税が有効”
NHK 2023年10月10日 15時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231010/k10014220781000.html

「政府の新たな経済対策について、自民党の世耕参議院幹事長は税収が増えた分を国民に還元するためには法人税や所得税の減税が有効だと指摘しました。」

 これ、どのような位置づけだと理解すべきなんでしょうね。
 通例だと「減税のためには財源が」となって、減税のふりした増税が大半。

 果たして、これもそうではないのか。
 いや、どうも疑い深くなってしまいますね。

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