カテゴリー「アニメ・コミック」の212件の記事

2023/02/27

「あの時に取った方法はあれで良かった」とのたまう西山氏

「あの時に取った方法はあれで良かった」とのたまう西山氏

 西山事件の西山氏がなくなったとの報道がありますが。
 そもそも、女性事務官に無理に肉体関係を迫り情報を取得した人なんですよね。


 これを本件についてみると原判決及び記録によれば、被告人は、昭和46年5月18日頃、従前それほど親交のあつたわけでもなく、また愛情を寄せていたものでない前記甲野をはじめて誘つて一夕の酒食を共にしたうえ、かなり強引に同女と肉体関係をもち、さらに、同月22日原判示「ホテル山王」に誘つて再び肉体関係をもつた直後に、前記のように秘密文書の持出しを依頼して懇願し、同女の一応の受諾を得、さらに、電話でその決断を促し、その後も同女との関係を継続して、同女が被告人との右関係のため、その依頼を拒み難い心理状態になつたのに乗じ、以後十数回にわたり秘密文書の持出しをさせていたもので、本件そそのかし行為もその一環としてなされたものであるところ、同年6月17日いわゆる沖繩返還協定が締結され、もはや取材の必要がなくなり、同月28日被告人が渡米して8月上旬帰国した後は、同女に対する態度を急変して他人行儀となり、同女との関係も立消えとなり、加えて、被告人は、本件第1034号電信文案については、その情報源が外務省内部の特定の者にあることが容易に判明するようなその写を国会議員に交付していることなどが認められる。

 そのような被告人の一連の行為を通じてみるに、被告人は、当初から秘密文書を入手するための手段として利用する意図で右甲野と肉体関係を持ち、同女が右関係のため被告人の依頼を拒み難い心理状態に陥つたことに乗じて秘密文書を持ち出させたが、同女を利用する必要がなくなるや、同女との右関係を消滅させてその後は同女を顧みなくなつたものであつて、取材対象者である甲野の個人としての人格の尊厳を著しく蹂躙したものといわざるをえず、このような被告人の取材行為は、その手段・方法において法秩序全体の精神に照らし社会観念上、到底是認することのできない不相当なものであるから、正当な取材活動の範囲を逸脱しているものというべきである。

外務省秘密漏洩事件
上告審判決
国家公務員法違反被告事件
最高裁判所 昭和51年(あ)第1581号
昭和53年5月31日 第一小法廷 決定
https://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~suga/hanrei/36-3.html


 しかし、彼は、その方法で一人の女性を不幸にしたことを反省していない。


 議員に渡したコピーから情報源が特定され、女性も逮捕されたことには「記事では情報源を守るために電信文は載せなかった。あのような結果を招いたのは女性が自首したからで、想定していなかった」と悔やんだ。
 コピーを渡したことには「断腸の思いだったが、これは氷山の一角との認識から、国権の最高機関である国会で審議させるべきだと考えた。何も悪いことはしていない」と語った。
 その上で「あの時に取った方法はあれで良かった」と振り返り、「最後までうそをつき通したのが国だ。私は犠牲者だけど勝利者だ。今は赫々(かっかく)たる戦勲だと思っている」と総括した。

「私は犠牲者だが勝利者」 元毎日記者の西山さん―沖縄密約、事件から50年
時事通信 2022年04月04日07時02分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040300245&g=soc


 率直に言って酷いな、最低の部類の行動だ、と思います。
 加治隆介の議では、最後に責任とる格好になっていますが、現実は。

加治隆介の議(12) (モーニングコミックス) Kindle版
弘兼憲史 (著) 形式: Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B009KWUH3Y/

 西山氏を称賛した人たちは、彼のこういう行動を是認するのでしょうが。
 公益のためなら、一人の女性の人格は踏みにじられてよいと言うのですか。

 クソ喰らえですわ。

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2023/02/20

「漫画家松本零士が、星の海に旅立ちました」_日刊スポーツ

「漫画家松本零士が、星の海に旅立ちました」_日刊スポーツ

「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」松本零士さん死去、85歳 急性心不全
日刊スポーツ[2023年2月20日11時15分]
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202302200000303.html

「「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などでしられる漫画家の松本零士(まつもと・れいじ)さんが2月13日午前11時0分、急性心不全のため、都内の病院で亡くなった。85歳だった。」

「所属する零時社の松本摩紀子代表取締役のコメントも発表され「漫画家松本零士が、星の海に旅立ちました。(略)」。」

 少年キング連載時には、999のパスとか貰ったこともあり。
 銀河鉄道999には、思い入れがありますね。

 心からお悔やみを申し上げたいと思います。
 そして、松本先生の旅立ちに思いを馳せたいと。

銀河鉄道999【ささきいさお】高音質
音楽堂(仮) 2021/08/06
https://www.youtube.com/watch?v=fEUmsUrqWDo

銀河鉄道999 taking off
Kazu yuen 2017/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=eEAd70zkLJA

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2023/02/12

すきだッダンガードA_ささきいさお

すきだッダンガードA_ささきいさお

惑星ロボ ダンガードA すきだッダンガードA
げーはー 2020/09/29
https://www.youtube.com/watch?v=jOEJbn47sDE

 いまだに口ずさむ曲なんですよ、これ。
 「一体いくつになったんだ、オッサン」ですが。

 松本零士キャラが、荒木伸吾氏の手で更に魅力的に。
 やっぱ、吉田里保子さんのリサちゃんが良い感じだよなと。

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2023/02/05

大魔王シャザーン_日本語版OP

大魔王シャザーン_日本語版OP

[1968.01.12] 廣瀬健次郎 - 大魔王シャザーン(日本語版フルサイズ) - Shazzan [Japanese] 1968
上大岡的動画生活 2018/01/20
https://www.youtube.com/watch?v=QaJnqi82o40

 恐らく、再放送で見ていたのだと思いますが。
 この歌って、結構刻まれてしまっているのですよね。

 ただ、中身はほとんど覚えていません。
 シャザーンが笑うところだけ。

 それにしても、今なら、シャザーンが仕えてくれるってのに違和感があるのは。
 私が子どもの心を失ってしまったせいなのでせうか。

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2022/12/21

“人生最恐の獲物”深夜の海で釣り上げ…SNSで反響「怖い」「対応に困る」_ANNnewsCH

“人生最恐の獲物”深夜の海で釣り上げ…SNSで反響「怖い」「対応に困る」_ANNnewsCH

“人生最恐の獲物”深夜の海で釣り上げ…SNSで反響「怖い」「対応に困る」(2022年12月13日)
ANNnewsCH 2022/12/13
https://www.youtube.com/watch?v=PVUU4SKbajY

 え、これ福山の話なんだ。
 琉球人形が釣れてしまったと。

 この画像からすると、箕島沖か鞆ですかね。
 ちょっと「星籠の海」を思い出したりして。

御手洗潔@星籠の海(1) (ヤングマガジンコミックス) Kindle版
島田荘司 (著), 赤名修 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01FD2DHC2/

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2022/12/19

聖悠紀先生 ご逝去の報_アワーズ編集部

聖悠紀先生 ご逝去の報_アワーズ編集部

 妹に教わりました。
 うーん、超人ロックもついに終わってしまうのですね。


アワーズ編集部@YKOURS

【聖悠紀先生 ご逝去の報】

漫画家 聖悠紀先生が2022年10月30日(日)、肺炎により急逝されました。
ご冥福を心よりお祈りすると共に、ここにお知らせさせて頂きます。
2022年12月16日 株式会社少年画報社 ヤングキングアワーズ編集部

午後4:00 2022年12月16日
https://twitter.com/YKOURS/status/1603646106016964608?cxt=HHwWgICj6eHopcEsAAAA


 私は昔、999のために、少年キング買っていた人なので。
 超人ロックも読んでいました。

 その後掲載誌流転で、コミック買うだけになっていましたが。
 最近のラフノール絡みのとか、好きでしたね。

 聖先生のご冥福をお祈りいたします。

 超人ロック 完全版 (1)炎の虎 Kindle版
聖悠紀 (著) 形式: Kindle版
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00N3M8JI2

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2022/12/12

水木一郎さん死去、74歳…「マジンガーZ」主題歌・2代目「うたのおにいさん」_読売新聞

水木一郎さん死去、74歳…「マジンガーZ」主題歌・2代目「うたのおにいさん」_読売新聞

水木一郎さん死去、74歳…「マジンガーZ」主題歌・2代目「うたのおにいさん」
読売新聞 2022/12/12 15:25
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20221212-OYT1T50139/

 心よりお悔やみを申し上げます。
 僕らに勇気を与えてくれたアニキ、本当にありがとうございました。

マジンカイザーのテーマ
dwa324 2013/12/27
THEME OF MAZINKAISER ~水木一郎~
https://www.youtube.com/watch?v=4W-VwhOb9nk

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2022/12/04

LOVE IS MORE(愛にめざめて)_八木原奈々美

LOVE IS MORE(愛にめざめて)_八木原奈々美

亜空大作戦スラングル 前期ED「LOVE IS MORE(愛にめざめて)」
ビデオマーケット 公式チャンネル 2017/07/03
https://www.youtube.com/watch?v=QFhgp7euSL4

 いや、「亜空大作戦スラングル」の内容なんて覚えていません。
 しかし、OPの「ゴリラ」とこのEDは印象的で、ずっと記憶に残っています。

 そうか、山本正之さんが作曲者なんですね。
 いいのは当たり前か。

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2022/11/28

“ゼミは女子を優先” 男性教授にアカハラ疑い 帝京大が調査委_NHK

“ゼミは女子を優先” 男性教授にアカハラ疑い 帝京大が調査委_NHK

“ゼミは女子を優先” 男性教授にアカハラ疑い 帝京大が調査委
NHK 2022年11月26日 11時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221126/k10013904221000.html

「この男子学生によりますと、その後、教授に会ってメールの意味を尋ねたところ、「女性だと思い優先的に採るつもりだった。あんな名前なんだから誤認してもしかたがない。最終的には採る側の権限だ」などと言われたということです。」

 失礼ながら、男女差別以前にアホですね。
 こんな言い訳が通ると思っている時点でアウト。

 ということで、漫画でお勉強して、1から出直してほしいですね。


サイコミ
アカデミックSOS まつかわ

 アカハラ、不正、隠蔽が蔓延する、とある大学。 隠蔽された友の死の真相を暴くため、志方智和は大学の闇に切り込んでいく―― 緊迫の智略劇、開幕。

https://cycomi.com/fw/cycomibrowser/chapter/title/183

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2022/10/27

一度きりの大泉の話_萩尾望都

一度きりの大泉の話_萩尾望都

一度きりの大泉の話
萩尾望都
出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2021/4/21)
発売日 ‏ : ‎ 2021/4/21
https://www.amazon.co.jp/dp/B092D32ZPY/

 萩尾望都先生の漫画は、昔からかなり好きですね。
 SFへの愛が溢れていた以前のものは特に。

 後年のサイコ的なものは、たぶん読み手を選ぶのでしょうけど。
 しかし、あれもまた萩尾先生でしか描けないものだったのでしょう。

 で、萩尾先生と竹宮先生、そして増山さんがともに暮らした大泉。
 今回、この本で分かったことは、その青春の日々は、必ずしもハッピーな日々ではなかったということ。

 というよりも、今もって、萩尾先生の精神に影響を与える事件があった。
 そして、そのことが、最近の萩尾先生を繰り返し苦しめているのだと。

 この事件は、恐らく、誰が悪いというのではないのですね。
 いや、非常に失礼な言い方をすれば、ある意味全員が悪いともいえるのですが。

 ただ、若く思慮が足りない若者同士では、ありがちなことかもしれません。
 世の中、いつの間にか、なんとなくそれは風化していく。

 しかし、この場合、風化しなかったのですね。
 なぜか。

 萩尾・竹宮のお二人の才能が格別過ぎて、永続してしまうから。
 時間が経っても、風化どころか掘り起こされることしかない。

 この本を書いたのは、もう二度とこの話をしたくないから。
 思い出すだけで変調をきたす話題に、触れたくないのだと。

 萩尾先生が、この本を出すしかなかったことは、よくわかります。
 そして、何故タイトルで「一度きりの」とつけたのか、という気持ちも。

 私は、竹宮先生の作品も好きだし、増山さんが元になるカノンシリーズも好きです。
 世にも稀な才能が集結して、あれら作品群が出来たこともまた否定できません。

 でも、同じジャンルで、複数の才能あるクリエーターが創作を行っていけば。
 どうしても、似たような作品を扱ってしまうことがあり得ます。

 SF小説の世界では、それをお互いに茶化して扱う、ある種の寛容さがあった。
 著作権侵害だなんて怒らず、やられたらやりかえしたれ、で笑いあったり。

 しかし、彼女たちは若く、良くも悪くも、純粋過ぎたのでしょうね。
 かぶりが生じたことを、突き詰めざるを得なくなってしまった。

 もちろん、知識豊かな、そして先を見る目のあった増山さんがいたことで。
 萩尾・竹宮両先生の作品世界が、当時、豊穣を得た部分はあるでしょう。

 ただ、増山さんのコミットの仕方の危険性を、竹宮先生は気が付かなかった。
 逆に、文中記述からは、萩尾先生は直感的に感じ取っていたのでしょうね。

 カノンシリーズが完結しなかったことは、これでなんとなく納得できました。
 共同作品の難しさを、改めて感じます。

 そして、青春の苦さということについても。

 青春というのは、後で美化されるけれど、決していいことばかりじゃない。
 いや、それは皆知っている筈なのですが、他人には求めてしまう。

 私は、この本に会えたことを素直に喜びます。
 そして、だから竹宮先生を嫌いになったりもしないということも明言します。

 この本は、萩尾ファンはもとより、竹宮ファン特にカノンシリーズを読んだ人には。
 是非、読んでほしい本だと思います。

 なお、読んでいて、萩尾先生の作風の変化はこの事件の影響かなと。
 思っていたら、末尾の城さんの寄稿中で肯定する話が。

 後年の作品群は、あの事件がなければ生まれていなかったのかと。
 考えてしまうと、ちょっと複雑ですが、それもまた人生なのかも。

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