元近鉄・佐野慈紀氏 右腕切断後「やれることがあったんじゃないか」と痛感…「糖尿病は本当に怖い」心から訴え_FLASH
元近鉄・佐野慈紀氏 右腕切断後「やれることがあったんじゃないか」と痛感…「糖尿病は本当に怖い」心から訴え
FLASH 2024/5/15(水) 21:44配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7edf7147abf760f25727c90395db9fe61390d6f8
これはびっくり。
「それまでは毎朝30~40分くらいウォーキングしていたのですが、足に痛みと腫れが出てきて、自分で勝手に足底筋膜炎だと思っていた。たまたま通っている病院に専門の先生が来る日があって、相談してみたら、先生の顔色が急に変わって。その場で「佐野さん、これ切るね」と言われて、足の中指を切断することになったんです。これが広がったら大変なことになるから、と。」
「その後も治療が結構長引いて、8~9カ月入院していたのかな。退院して、通院で足の治療を続けることになったんです。そして、その1週間後くらいに、普段通っている透析の病院で、「どうも心臓のあたりがチクッとするんですよ』と相談したら、レントゲンを撮ることになって。結果を見た先生からは、「これは大きな病院に行ったほうがいいですね」と告げられました。」
これで心臓弁膜症が発覚。
「じつは、その少し前につまずいて転んで手の指先を怪我し、小さなかさぶたが二つできていて全然治らなかった。そのことも相談して見てもらうと、「血流が悪くなっていて動脈硬化も進んでいるから、生きている部分の血流をよくしよう」ということでカテーテル治療をすることになりまして。そしたら、アナフィラキシー(全身性のアレルギー反応)が出てしまったんですね。もう死ぬかと思うくらい。」
治療が思うようにいかなかった。
「それで血流はよくなったんですけど、それによって今度は手の指先の感染が進んでしまったんです。心臓弁膜症と同時に治すことはできないということで、まずは感染症を治すことになり、指先をクリーニングしながら治療してもらいました。でも、感染のスピードに追いつかなかったみたいで、結局、右手の人差し指と中指を切断しました。切ったほうが今後のためにはいいと言われて。」
これで終わり、にはならず更に悲劇が。
「指を切った場所をさらに洗浄することになるんですけど、やっぱり洗浄が感染に追いつかなくなってしまって。それにその洗浄が激痛なんです。結局、前腕の半分くらいまで感染しているようだとわかって、先生にどうするのがベストかを聞いたら、腕を切るしかない、と。」
これ、人によっては気が狂いそうになるでしょうね。
何もかもどんどん裏目に出ていく。
で、糖尿病の自覚はあったと。
しかし、突っ込んだ検査等はしてなかったと。
「糖尿病の治療はしていました。透析もしていたし、インスリンも打っていて、状態としては末期でした。でも、数値はだいぶ安定していたんですよね。それで安心はしていたんだけど、やっぱり悪さをするんですね……。50歳過ぎたら、定期検診はやっておいたほうがいい。年に1回で良いから。あとは何か気になることがあったら、ついでに調べたほうがいいでしょうね。」
安定していたと言っていますが、透析段階だったというのですよね。
だから、腎臓の機能が駄目になっていたということでしょう。
糖尿病が直接の原因かどうかはわかりませんが。
悪化を促進していた部分があるのは、間違いないでしょう。
つまり、本人が思うほど「安定」ではなかったのでしょう。
うん、透析受けている人が「安定」って、相当な誤解のような。
そして、糖尿病の強さを見誤っていたのは間違いなさそう。
なにせ、痛くならないからですけれど。
もっと言えば、運動していることで大丈夫という思いもあったのでしょう。
しかし、そういう段階では、既になかったのだろうなぁ。
これ、本人が血糖値とか、いろいろ出してくれたらもっといいのになぁ。
でも、取材する人がそういうのわからないと無理ですよね。
ちょっと残念な部分はあります。
でも、私含めて、皆期にしておくべき記事でしょうね。
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