高齢者医療「窓口3割」拡大へ_時事ドットコム
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高齢者医療「窓口3割」拡大へ 現役世代、負担減らぬ可能性も―厚労省検討
時事通信 内政部2025年11月03日07時05分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025110200241&g=soc
「窓口負担を除いた75歳以上の医療費は通常、国や自治体の公費約5割、現役世代からの支援金約4割、高齢者の保険料約1割で賄われる。一方、3割負担の医療費には公費が投入されない分、現役世代からの支援金に頼っている。医療保険の運営側である健康保険組合連合会は「3割負担の対象者を単純に増やしただけでは、75歳以上の医療費を支える現役世代の負担がさらに重くなる」と指摘する。」
どうしてこんなアンバランスな負担割合で制度設計したのか。
それは、超高齢化社会の到来を見通せず、かつ、気がついた時点でも、制度設計に着手する勇気がなかったからですね。
官僚に任せて、政治的解決を行うという機運が生じなかった。
いや、皆、危機感を持つのが遅すぎるのが、日本の特色かもですが。
しかし、この解決策が、
「そこで、健保連は3割負担の対象拡大は、公費負担導入とセットで行うよう提言している。健保連の試算では、現在3割を負担している人の医療費に、1~2割負担の人と同じように公費を導入すると年約5200億円が必要となる。実現には安定財源の確保が必要で、ハードルは高い。」
ってことは、また増税言い出しかねないってことですか。
どうして支出つまり使途制限という話にいかないのか。
まだ危機感が足りないのでしょうね。
もう身を削るしかないという気持ちがないからこうなる気がします。
米国は政府活動に支障が出ているという報道もありました。
なんか抜本対策を出せない、現在の、社会保障審議会の部会決定依存は、そろそろやめるべきだと言い出す政治家っていないのでしょうか。


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