歯の矯正、高い費用に疑問の声 医療保険が使えないワケ(京都新聞)
審美だというのと財源の問題というのは、ある意味常識だったわけですが。
保険適用せよという人達がいるのですね。
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歯の矯正、高い費用に疑問の声 医療保険が使えないワケ
京都新聞 2019/1/27(日) 10:42配信
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■美容と治療の線引き難しく
医療保険を所管する厚生労働省の医療課に、歯科矯正が保険適用にならない理由を尋ねた。担当者は「公的医療保険は、疾病や負傷に伴う療養に給付するもの。歯科矯正は見た目などの審美的な要素も含まれるので、原則として適用外にしている」と説明する。
歯科矯正は、歯並びやかみ合わせに問題のない人が、口元をきれいに見せるために行う場合もある。そうした美容目的と治療との線引きが難しいため、歯科矯正に保険を適用する症例は限定しているという。難病など53種類の疾患や永久歯が3本以上生えてこないことに起因するかみ合わせの異常、あご変形症の手術がそれに当たる。
また、同課は、医療費の膨張で保険財政が厳しさを増していることも、保険適用外にしている理由に挙げた。一方で、歯科矯正に保険を適用した場合の費用を試算したデータはないという。同課は「今後どうしていくかは、関係学会の意見も踏まえて検討していく余地がある」と話す。
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保険適用求める活動も
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同会によると、ドイツや英国は18歳、フランスは16歳までに歯科矯正を行うと、医療保険が適用される。メンバーで県保険医協会の伊藤龍吾事務局長は「日本でもせめて、学校の歯科検診で矯正の必要性を指摘された子どもの場合は、医療保険を適用すべきだろう」と訴える。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00010000-kyt-l26
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財源もセットで提案するのならともかく。
単に諸外国もやっているからで声出せば良いの時代は、もう終わっているのでは。
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